今後の予定と宣言
ソマティック・エクスペリエンシング®の3年に及ぶ研修が終わり2か月が過ぎました。
ちょっとぼんやりした時期もありましたが、今後の目標みたいなものも見えてきました。
①2024年8月に予定されている「シンドローム(症候群)」の5日間の研修に参加します。(海外講師)
②2024年2月から開催予定のソマティック・エクスペリエンシング®の研修に3年間アシスタントとして参加します。(日本人初のファカルティとなられた花丘ちぐささんが講師を勤められます)
③2023年12月から約1年間、IFS(内的家族システム)の勉強会に参加します。(講師:花丘ちぐささん)
④浅井咲子さんのセミナーに参加します。
⑤数年後に開催されるかもしれない「周産期トラウマ」の研修に参加希望をしています。
①ソマティック・エクスペリエンシング®の卒業後マスタークラスに当たります。
発達性トラウマや周産期トラウマがあると、シンドロームを発症しやすいとされています。シンドローム(症候群)とは、自律神経系の不調和で奇妙な自律パターンを示します。ほとんどの症候群で自律神経系が介在する何らかの血管、ホルモン、筋肉の障害が見られます。一般的な症候群の例は、パニック症、不安症、片頭痛、線維筋痛症、自己免疫疾患、疼痛症候群、過敏性腸症候群、痙攣性結腸、反射性交感神経性ジストロフィー、などです。
これらが同時多発的に発症するのが症候群の特徴です。
一度発症すると、おおらく多くの人が心療内科を受診されるのではないかと思いますが、心療内科では「原因はよくわからない」とされているようです。原因がよくわかっていないものに対して薬を処方されるのがどうもしっくりこなくて、僕は他の方法を提示し続けていこうと思っています。
②花岡ちぐささんのアシスタントを勤めさせていただくことになりました。日本人初の講師ということで、アシスタントを希望される方も多く、倍率は5倍ほどだったとか。。?責任重大ですね。。
アシスタントを勤めさせていただくことで、
・ソマティック・エクスペリエンシング®についての理解が深まること、
・受講生のために安心安全の場を提供する術を学べる事、
・普段は1対1のセッションワークですが、1対「多」の新しいステージを体験できること、
などが期待できます。(内心ちょっとドキドキしていますが。。(笑)先輩アシスタントさんと楽しんできたいと思います)
つきましては、1年に数回、サロンをお休みさせていただくことになりますがご了承くださいませ。
③IFS(内的家族システム)は、リチャード・シュワルツ博士によって開発された心理療法で、30年以上の歴史があり、エビデンスベーストな方法論として世界中に広がっています。特に、トラウマを扱う場合、IFSの理解が非常に役立ちます。IFSでは、私たちの中には、複数のパーツと呼ぶ副人格が存在し、ダイナミックな関係を作り出していると考えています。
私たちがトラウマ的な体験をすると、パーツたちは、生き延びるために、極端な役割を背負います。特に、幼い時に傷つきを体験すると、あるパーツがその傷つきによる痛みを抱えます。すると他のパーツが、その傷ついたパーツを守る、という役割を負います。中には、傷ついたパーツが抱えている悲しみや怒りや恥や絶望といった強烈な感情から私たちの意識をそらすために、パーツが私たちを嗜癖行動に走らせたりします。あるいは、健康を害するほどに猛烈に仕事に打ち込んだり、時には、または、痛みなどの身体の症状を引き起こすかもしれません。
幼い時の傷つきが激しければ激しいほど、私たちは、強烈なエネルギーを持った極端なパーツを生じさせることになり、内的に意見を対立させ、心の中にカオスが巻き起こることになります。
IFSでは、すべてのパーツを歓迎し、私たちの中の大いなる存在であるSelfと安定的な愛着関係を築くことで、パーツの傷を癒します。その結果、生きにくさを手放していくことができます。
④本もたくさん出されているのでご存知の方も多いかと思いますが、ちょこちょことセミナーやコンサルを受けさせていただいています。来年もその予定です。
⑤発達性トラウマの次は周産期トラウマを学びたいとずっと思っています。周産期ということは、当然胎児期も含みます。ご両親の関係性や、望まれて生まれてきたのかどうかなど、かなりディープな内容になります。日本はこの分野はまだまだ遅れていますが、海外はずいぶん前から重要視されています。クラニオ・バイオにも胎児へのアプローチがあります。
そんなわけで、その道まっしぐらです。
ブレることはありません。
まずはシンドローム(症候群)の中のパニック発作、パニック障害についてです。
クラニオ・バイオの手技と、SE™、SRR™のコンビネーション「トラウマ脳リセットタッチ」で探求していきます。
#ソマティック #シンドローム #IFS #内的家族システム #花丘ちぐさ #浅井咲子 #クラニオ # #発達性トラウマ #周産期トラウマ #ポリヴェーガル理論 #パニック #パニック発作 #パニック障害 #症候群