雨後竹

日本に限らない事ではあるとおもうが　なにか流行るとすぐ雨後のたけのこ
二番煎じ3番と出て来る　小室系が流行ると　ＢＺをはじめとする　なんか
それっぽいサウンドやメロのバンドがわんさか出てきたり
青春パンクや　Ｖ系なんかも　雨後のたけのこ一杯出てきてた。

昨今ずっと騒がれてる　原発問題も　リアルタイムで見てきた状況を説明すると

1970年代オイルショック時　頭の弱い連中がＴＶにそそのかされトイレットペーパーの
買占めまで起こって日本全国がパニックでおかしくなってるとき　誰かが言い出した

「石油に頼らない発電所作れ！」それで　原子力発電所ラッシュになって

どこの自治体も　大手をあげて待ち望んだ。効率的に電気が作れてコストも安い

放射能も安全だそうにちがいない！ってなんの知識もないのに思い込み　

そんな市民団体に押し切られ馬鹿に国も動かされ抵抗する場面もあったけど

じわじわと利権も膨らんでいき　どうにもならなくなっていった。

ただ北海道は　農業大国という土地柄　食品のブランド　風評も踏まえて最後まで

原子力発電所の建設に反対し続け　最終的には利権で力つけた勢力に負けて

しぶしぶ泊にそのつけを押し付けてしまった形であそこに発電所が建った。

いま全国で問題になってるソーラー発電所も　２０１１の東北大震災のおかげで

国民がわああわああいって　原子力に頼らない発電所をつくれ！！って騒いで
そうだ！自然エネルギー　太陽光だろ！風力だろ！と短絡に騒いだせいで

あっというまに全国の山々が削られ　パネルだらけになった。

結論は　先も見通せぬ一般大衆のいいなりになってすぐさま動いてもろくな事は未来に起きない。

そしてどんな利権も災害一つで終了になり、新たな利権の構築には

馬鹿な大衆の騒ぎでまた繰り返し起こって、それをたしなめる機関も人も

きっちり説明できる識者も　良心を持つものも国の中枢にいない。

自分とこの台所事情の心配しかできない素人一般大衆と同レベルの見識者しかいない　という状態

そして圧倒的に声が大きいこれらの大衆にあっというまに

少数の冷静な人達は押し負けしてしまう事のほうが多い

やばいやつのほうがしつこいものなので　負けてる奴がまた正しいとも限らない。

このなんどもで間違った事を騒いでれば本当になると思ってる狡猾さもあるので

なかなか最後の最後まで惑わされず正しさの判断は難しいものだ

いろいろと状況と文化はめまぐるしく変わっていくけど　いまだに中世のような祟りじゃばばあ系の

なにかの陰謀論うんちゃらと騒ぎだすやつもいて　一定数　すぐそれを信じちゃう考えなしの人達も

いるわけで、人はつねになにかのブームを求めてるのは　本能の一つとして

一体化を欲する欲求があるからで　

話をもどすと　人はなんらかのブームの最中にだけあたかもそれが真理や答えだのように錯覚する

雨後のたけのこの正義をもってして大衆はうごめいてるというとこ

ＴＶからジャニーズが消えて　いっぱいなんかしらん芸人が増えたのも

へんな健全さと病的ななにかを感じずにはいられないね