目指すところは何処ですか。
昨日に引き続き、子育ての話を少々。長女を産んでしばらくしてから、天然酵母のパン作りにハマっていた事があります。小麦本来の味がじんわり広がる、天然酵母パンは本当に美味しいですよね。知人の紹介で、子連れOKで自宅で教えてくださる方がいて、しばらく通っていました。その時の先生が、当時はお休み中でしたが、本職はモンテッソーリ幼稚園の先生をやっていらした方でした。とにかく素敵なそのお人柄に惹かれて、その先生が自宅でやってらした幼児教室に、月2回で1年ほど、通わせて頂きました。その先生は、モンテッソーリの中にシュタイナーも取り入れた、独自のお教室をやっていらして、早期教育なんて聞くと嫌な印象しかなかった私には、目が覚めるようなものでした。「にじみ絵」という、ぬらした画用紙にやわらかい色合いの絵の具がにじんでいく様子を体験します。ペンタトニックの楽器は、どこまでも優しい音をつむいでいきます。小さな手に包丁を握り、切った野菜でスープを作ります。高橋巌さんの「シュタイナー教育を語る」という本に、こんな文章が載っています。「マルクス主義、デューイあるいはヘルバルトの考え方というのは(略)、基本的には人間の子どもも生まれたときは他の猿や犬や猫と同じような動物にすぎない、というのです。ですからできるだけ外から枠をはめて、その枠内で子どもの人格を作り上げようとします。ところがペスタロッチ、フレーベル、モンテッソリの考え方からすれば、人間は大きな運命の導きに従って、一人ひとり違った課題を背負ってこの世に生まれ、そして善なる意志の力でその課題に応えようとしているので、それぞれの子どもの中にすでに潜在的に存在しているそのような可能性をできるだけ傷つけないで、大事に育てていくことが教育だ、というのです。」引用が長くなりました。いうまでも無く、今までの日本の教育は前者です。そして後者のような教育があるのだ、という事を私は初めて知りました。とても優しくて、美しい世界です。私は、こんな世界で成長したかった。そして、出来るなら、子どもにもこんな世界で成長してほしい。実際のところ、シュタイナーやモンテッソーリの幼稚園は数が少ないし、遠いし、高いです。自分で出来る範囲での、なんちゃってシュタイナーを実践しながらも、それも子どもが増えるにつれ、だんだん難しくなってきました。それでも核となる部分だけは、譲りたくはなかったのです。「子どもの中にすでに潜在的に存在しているそのような可能性」。それを知る方法をずっと探していて、私は占星術に出会えたのだと思います。モニターさんを募集しています^^子どもが持って生まれた課題、そこをチャートから観てみませんか?今の社会に合わせようとしたら、生きにくい子もいるのです。現実との折り合いの付け方を探っていきましょう。詳しくはこちらまで!