映画『アマデウス』アンコール。
映画『アマデウス』をもう一度視聴してしまいました。さらにいろいろと調べたくなり、かなり前の動画かと思いますが、岡田斗司夫さんがYouTubeで熱く語られており、「『アマデウス』は何度も観ています！」などの熱いコメントの数々で、嬉しくなりました。
きっと、ツアー旅行に参加されている方々も、映画『アマデウス』も『エリザベート』の舞台もご覧になってから、チェコ・オーストリアの旅に行こうと思ったのかもしれません！また、映画アマデウスの中に、子供時代のエリザベートも出てくるので、胸アツでした。(笑)
映画の大部分はオーストリアのモーツァルトを描いているにも関わらず、撮影は主にチェコのプラハで行われたそうです。有名なカレル橋も、『マトリクス』の撮影に使われたことがあり、日本へ戻ってからその歴史的重要性を改めて実感し、興奮が止まりませんでした。
『アマデウス』の主役は、宮廷音楽家アントニオ・サリエリです。彼が「私はモーツァルトを殺した」と告白し、自殺を図るシーンから物語は始まります。彼は精神病院で神父に対し、自身の苦悩とモーツァルトへの複雑な感情を語ります。映画では、サリエリがモーツァルトに深い憧れを抱き、嫉妬しつつも彼に近づく姿が、まるでサスペンスのように描かれています。
しかし実際には、サリエリの弟子にはベートーヴェン、シューベルト、リストといった著名な音楽家がおり、モーツァルトがサリエリを嫉妬していたのではないかとさえ思えます。モーツァルトは独特の性格が災いし、生徒を獲得するのに苦労し、しばしば財政的な困難に直面していました。これに対し、サリエリはモーツァルトの才能を理解できる数少ない人物であったと言えるでしょう。
この映画によって、モーツアルトの印象が変わるでしょう。1984年の映画のようですが、全く古さを感じさせません。映画版『アマデウス』は、アカデミー賞の作品賞、監督賞、主演男優賞、脚色賞、美術賞、衣裳デザイン賞、メイクアップ賞、音響賞の8部門を受賞したそうです！本当にすごい映画だったのですね。
モーツアルトの曲の味わいが変わってしまうほどのインパクトのある映画。オススメしたいです。