2023/11/18
2023.11.17 23:10
今朝8時頃の気温は−0.8℃。この時間の山頂は西からやや強い風が吹いていて肌寒く感じます。昨日までの雲は風が吹き飛ばしてくれて、今朝は素晴らしい展望が広がっています。遠くに見える金峰山は雪で白くなっているのが確認できます。丹沢には一切雪がありません。
さて話しは変わりますが、今回は『風』に関してのお話しです。登山計画を立てる時や登山の当日は風の強さとかが気になりますよね? また風の強さは人によって強いの度合いが異なるため感じ方が違ってたりします。またスキルや経験、歩くコースなどによっても変わってくるかと思います。
気象庁では風速を表す用語として風速が10〜15m/sの時は『やや強い風』、15〜20m/sは『強い風』と表現しています。『やや強い風』の時、人は風に向って歩きにくくなり傘が挿せなくなります。『強い風』では風に向って歩けなくなり転倒する人も出てきて、高所の作業は極めて危険になります。そして20m/s〜25m/s『非常に強い風』では人は何かにつかまっていないと立っていられなくなります。これは山登ってる場合じゃないですよね。
風は天気予報等で数字(風速)で表されていることが多いですが、こうして予報用語や人への影響を文章で表してみると風の強さを何となくイメージしやすくなりますよね。登山計画を立てる際に参考にしてみて下さい。
それでは良い週末になりますように!!
(小屋番 かねや)