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マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』蜜月島mission 9-⑨

2018.09.29 23:00

クルーザーの中はベージュを基調とした内装に、小さなキッチンやテーブル、茶色のソファーにはクッションが置かれている。




大きな窓から太陽光が差し、明るい船内だ。




「凄っ…テレビまである」




ラウンジルームに人影はない。




「どこで鳴ってるんだろ?」




臣がラウンジを抜けて奥にあった扉を開けて中に入っていった。




「隆二見てよ」




「ん?誰かいた?」




臣の後に続いて中を覗くと、清潔なシーツがピンと張られた二つのベッドが目に入った。




「うわ、広いね!ベッドルームかな?

ホテルみたい」




「こっちにはシャワールームとトイレ…」




「ゴージャスだね!」




「待って、奥に別の部屋もあるぞ」




さらに奥の部屋に進むと、ベッドや専用のトイレが設置された部屋があり、どうやらこちらはオーナーズルームといったところだろうか。




「…こんな高級ホテルみたいなクルーザー、レンタルできるんだ、いいね!」




「いや、なんか不安になってきたぞ」




「え?なに、今更他人の船だったとかやめてよ!臣…」




「…音は上から聞こえるな」




先に臣がデッキに出て二階に上がるハシゴを登った。




「ちょっと臣って!聞いてんのか?」




「隆二!音はここからだ」




「誰かいた?」




隆二がハシゴを登ると、小さな操縦席の前に臣が立っている。




「誰もいないね」




「音はここからだ」




「カーステみたいなものか…」




「でも、PLAYを押した人がいるんだろうから、その内誰か戻ってくるんじゃない?」




「NAOTOさんのクルーザーじゃなかったら、不法侵入になるかな?」




「もう遅いよ、オーナーが別人だったらきちんと説明しよ…」




突然ガクンと船が揺れた。




to be continued…