【レポート】凸と凹「マンスリーサポートプログラム」登録先向け集合研修vol.19を開催しました
●日時:2023年11月15日(水) 10:00~12:00
●場所:オンライン開催
●講師:ファンドレイジング・ラボ 代表 徳永洋子さん
●テーマ:善意の資金の集め方
凸と凹「マンスリーサポートプログラム」登録先向けの「集合研修」19回目を、オンラインで開催しました。
北海道、宮城県、栃木県、東京都、千葉県、愛知県、岐阜県、京都府、大阪府、福岡県、熊本県をつなぎ、20名の方にご参加いただきました。
今回は、ファンドレイジング・ラボ代表の徳永洋子さんに「善意の資金の集め方」をテーマにお話いただきました。
寄付者の気持ちになることの大切さとして、「課題への共感+解決策への納得+信頼」が合わさって「寄付しよう!」と人は思えるというお話がありました。
共感に必要なもの、納得に必要なもの、信頼に必要なもの、実行=寄付するために必要なこと、それぞれ具体的に教えていただき、みなさんがすぐに実践できそうなことがたくさんありました。
寄付だけでなく、助成金の獲得や事業収益をあげるためのポイントについてもお話いただき、講演後の質疑応答では時間を目一杯使うほど、参加者のみなさんからたくさんの質問が寄せられました。
研修終了後に参加者のみなさんから回答いただいた「気づきや学び、感じたこと、印象に残ったこと」の一部をご紹介します。
「マンスリーサポーターを募る基本ですが、『共感→伝える』の大切さを再認識させていただきました。なかなか情報発信がうまくいってない部分を今変えていこうと思っています。」
「質疑応答の中で徳永さんがおっしゃった『支援者が支援者を連れてくる(呼んでくる)仕組みづくり』というコメントがささりました。」
「マズローのところで、すごくなるほど、と思いました。支援している側が『この団体は自分をわかってくれているな』と思えることで、お金のやりとりだけでなく、温かいつながりになっていくことが想像できました。組織の中では、難しい課題などに取り組みながら、それを『わかりやすく』『客観的に』示していき、共感を募っていくことが、ファンドレイザーの役割のひとつであることを理解しました。」
次回の集合研修は「仮想理事会」の回で、岐阜県笠松町や岐阜市等で高齢者の生活や生きがいづくりをサポートしているNPO法人ひだまり創さんにホスト役をしていただく予定です。