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株式会社 シンクアップ

ワークシフトからライフシフトへ、それを視野に入れてわが社のサービスも考えていきます

2018.09.30 05:12

働き方改革」いうことを国が推し進める背景にはロンドン・ビジネススクールの「働き方コンソーシアム」が調査を進め提言にまとめたレポートがもとにあります。それを書籍にまとめたのがリンダ・グラットン(Lynda Gratton)(ロンドン・ビジネススクール教授)です。

下流民か、自由民か。地球規模で人生は二極分化する

2025年、私たちはどんなふうに働いているだろうか?
ロンドン・ビジネススクールを中心とした、「働き方コンソーシアム」による、
世界規模の研究が生々しく描き出す2025年のに働く人の日常。
「漫然と迎える未来」には孤独で貧困な人生が待ち受け、
「主体的に築く未来」には自由で創造的な人生がある。
どちらの人生になるかは、〈ワーク・シフト〉できるか否かにかかっている。
働き方が変わる! 〈5つのトレンド〉
●テクノロジーの発展
●グローバル化
●人口構成の変化と長寿化
●個人、家族、社会の変化
●エネルギーと環境問題
働き方を変える! 〈3つのシフト〉
●ゼネラリスト→連続スペシャリスト
●孤独な競争→みんなでイノベーション
●金儲けと消費→価値ある経験
「食えるだけの仕事」から意味を感じる仕事へ、
忙しいだけの仕事から価値ある経験としての仕事へ、
勝つための仕事からともに生きるための仕事へ。
覚悟を持って選べば、未来は変えられる。

そのリンダ・グラットンの次の著作が『LIFE SHIFT』。働き方だけでなく長寿社会の生き方に注目して書かれた本です。発行は2016年。ここから始まったのが人生100年時代という表現です。政府がいろいろなレポートで盛んに使っています。

もとはこの本です。


誰もが100年生きうる時代をどう生き抜くか。
働き方、学び方、結婚、子育て、人生のすべてが変わる。
目前に迫る長寿社会を楽しむバイブル。

世界で活躍するビジネス思想家が示す、新しい人生のビジョン。

みんなが足並みをそろえて教育、勤労、引退という

3つのステージを生きた時代は終わった。

では、どのように生き方、働き方を変えていくべきか。

その一つの答えが本書にある。

100歳時代の戦略的人生設計書。

《本書の主な内容》

●人生はより長く、健康になる。

●エクスプローラー、インディペンデント・プロデューサー、ポートフォリオ・ワーカーという新しいステージが出現する。

●スキル、知識、仲間、評判、健康、生活、友人関係、アイデンティティ、人的ネットワーク、オープンな姿勢が大事

●労働市場に存在する職種は、これから数十年で大きく入れ替わる。

●100歳になった自分がいまの自分をどう見るかを考える。

●男女の役割分担が変わる。質の高いパートナー関係が必要になる。

●数十年単位での役割の調整が必要。高度な信頼関係と徹底した計画が不可欠。

●各人のアイデンティティが変わっていく。

 この2冊はとても示唆に富んだ大胆な未来社会の予測だと思います。しかし、どうしても現代はビジネスにして儲けようという目先だけで動く人が多いですので、根拠となっていることを自分で確認した上で政治家やマスコミの言動に振り回されることなく冷静に対処していく必要があります。

 IT技術やAI、医療などの社会の未来のビジョンをしっかりと学んでいくことが大切です。今は新聞、テレビだけでなくインターネットもありますので積極的に情報を取りにいくことができます。もちろん本もありますし、図書館も充実してきています。受け身で情報のシャワーを浴び続けていると過激な情報、行き過ぎた情報に洗脳された状態になります。公共広告機構の公共CMにあるように

このような情報が巧みに私たちを洗脳していきます。

ライフシフト、人生100年時代ということがいろいろなところで聞かれるようになると思いますが、何か危機感を煽るだけの情報、あるいは利殖話など惑わされてしまう情報も多数出てきます。

 私たち株式会社シンクアップは広告・宣伝ではなく広報を主体に取り扱っていく会社です。学生募集や商品・サービスの販売促進もやりますが、基本は広報になります。

 その姿勢でワークシフトそしてライフシフトを見ていきたいと思っています。