「宇田川源流」【日本万歳!】 大リーグ史上初、満票で2回目のMVPになった大谷翔平
「宇田川源流」【日本万歳!】 大リーグ史上初、満票で2回目のMVPになった大谷翔平
毎週月曜日は「日本万歳!」をお届けしている。。日本のすばらしさや、日本らしさが発揮できている部分など、または外国から日本が称賛されているような記事を皆様にご紹介し、その中の日本のすばらしさの根源にあるものを探るという連載である。その中において、日本のすばらしさというのは日本人の毎日の習慣や日本人の考え方、日本の国民性、日本の人々の性格ややさしさなど、日本人であるからそのようなことができるのであるということを皆さんにお届けして、その中で、日本人のすばらしさの根源は「日本人すべてが持っている」ということを共有したいと思っている。
毎週月曜日は「マンデー・ブルー」といわれるように、土日の休みの後にこれから一週間働かなければならない。働くことが嫌というよりは「自由な時間から自由ではない時間に変わる」ということになるということに、自分の時間が失われるような錯覚になり、それが、ブルーになってしまうというような状況になるのであるが、まさにそのような内容が、そのまま「マンデー・ブルー」につながってくるのであはないかという気がする。しかし、そのような「ブルー」な状況であっても、その内容が世界に称賛される内容であったり、誇りを持てるような内容であれば、それが自由な中ではなくても、自分のやるべきことが見えてくるのではないか。そのような内容を見てゆくということが重要なのではないかという気がする。その「誇りを持てる」読み物の一つとして、この連載があればよいのではないかという気がするのである。
さて今回は、このような内容ではなく、日本の至宝というような人物の内容である。まさに大谷翔平である。野球選手でありアメリカ大リーグにいる。そして満票でMVPを二回受賞した史上初の選手となった。
大谷翔平の満票MVPをトラウトも祝福「誇りに思うよ、ブラザー!」
エンゼルス・大谷翔平投手(29)が16日(日本時間17日)、全米野球記者協会(BBWAA)が選出したア・リーグの最優秀選手賞(MVP)を満票(30票)で受賞した。21年以来2度目の受賞。21年は史上19人目となる満票で受賞しており、2度目の満票MVPは史上初の快挙になった。
エンゼルスでともにプレーしたマイク・トラウト外野手(32)は、インスタグラムで大谷とトラウトが試合中に喜んでタッチしようとしている写真を添えながら「おめでとう。今季はMVPにふさわしい活躍だった。誇りに思うよ、ブラザー!」と祝福した。トラウトはこれまで3度、MVPを受賞している。
今オフには大谷がFAとなっており、現時点で来季はどのチームでプレーするか未定。来季は“トラウタニ”コンビを見ることが出来るだろうか。
2023年11月17日 10時30分 スポーツ報知
https://news.livedoor.com/article/detail/25367686/
大谷翔平の満票MVPを恩師の栗山英樹氏が祝福&大絶賛「すべての人たちから認められた証」「これからも進化を確信」
米大リーグの記者投票によるMVPが16日(日本時間17日)、発表され、ア・リーグは大谷翔平選手(エンゼルス)が2年ぶり2度目の受賞。1931年に創設され、93年の歴史を持つ同賞では史上初となる2度目の満票選出となった。
これを受け、日本ハム時代の恩師、栗山英樹氏が日本ハムを通じてコメント。祝福と大絶賛のメッセージを送った。
全文は以下。
「本場アメリカのメジャーリーグに精通した方々から2度目の満票での受賞というのは、すべての人たちから認められた証だと思います。その偉業を成し遂げたことは素晴らしく、とてもうれしいです。
我々ファイターズは、翔平がいつかは世界一の選手になると信じて送り出しましたが、本人が一瞬たりとも気を緩めることなく攻め続けてきたからこそ、現在地があるのだと思います。これから先も進化を遂げていくと確信していますし、これまで以上の光景を見せてくれると信じています」。
2023年11月17日 15時9分 デイリースポーツ
https://news.livedoor.com/article/detail/25369742/
昔、私の小さい頃はアメリカ大リーグといえば、日本の野球界を凌駕する実力があるとさえていた。そもそも日本のプロ野球とアメリカ大リーグは全く異なるものであるかのような言われ方もしていた。
現役大リーガーという人を私の記憶の中であるのは、巨人軍で長嶋茂雄選手が引退した時のジョンソンそいう選手であった。しかし、そのジョンソンがあまり活躍できないでそのままいなくなってしまう。この時に「アメリカ大リーグと日本のプロ野球は全く異なるものである」というような評価につながるのである。
しかし、その次に現役大リーガーで記憶に残るのは、ヤクルトスワローズに来たボブホーナーであろう。何しろ来日早々ホームランを量産し、親会社のヤクルトの株価が大きく上がったほどだ。「ホーナー現象」というような単語が出てくるくらいに、すごい活躍であった。解説者は「満塁でも敬遠したほうがホームランを撃たれるより良い」という話が有ったほどだ。
その次は野茂英雄のドジャースでの活躍であろうか。やっと日本人が大リーグでかつやくできるような時代になったと思った。その後多くの日本人選手がアメリカ大リーグで活躍した。しかし、そのような中でも、投手と野手と「二刀流」という選手はほとんどなかった。しかし、そのことは、そのままアメリカの大リーグであっても同じであろう。
日本の選手がアメリカの大リーガーを差し置いて二刀流を行うということは初めてである。そしてどちらかがサブというのではなく、双方がしっかりとした戦いになっている。二けた勝利にホームラン王どちらかひとつでも特筆すべき内容であろう。しかし、それをやりなおかつその評価はすべての記者から評価されたのである。
月並みな言い方でしかないが、大谷は日本人とかアメリカの大リーグというような枠を超えて、世界の大谷になったのである。日本人としてこれほどうれしいことはないのではないか。