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La lumière

サポート

2018.09.30 15:11

先日山手線で外出した時の事。

同じ電車に、白い杖を持った20代のお嬢さんが私の前に乗っていて

同じ大崎駅で下車しました。時刻はラッシュ真っ只中。

しかも、前側先頭付近、一番ホームが細くなっている場所です。

人でごった返し、電車は頻繁に行き来する。

柱が在るエリアは、片側、人一人通るのがやっとの、危なっかしい場所。

とてもスムーズに降りられたので、慣れた方なのだなと思いながら、

彼女の少し後ろを歩いていました。


大崎駅の先端付近は、エスカレーター設置場所が複雑で、健常者でも一瞬迷う造り。

細くなっているホームに後から設置した物の為、片側一方通行のエスカレーターが

前後に連なって設置されています。

耳にイヤホンを着けていたので、恐らくサポート音源を頼りに、歩いていたんだと

思う。そしてその情報は、推測ですが、

「この先〇〇メートル先エスカレーターがあります。」の様な簡単な物なのかも。


下りエスカレータの所で向きを変えたので、あれ?と気付き、暫く彼女を見守りました。

さすがに下りエスカレーターに乗ろうとはしなかったのですが、その横に上りがあると

思ったのか反対側のホームの狭いスペースで、登り口が無い事に戸惑って立ち往生して

いる感じ。電車や人の行き来が激しく、それでも彼女の異変に誰も気付けていなくて。

傍にいた駅員さんですら、電車の発着の忙しさに気付いてあげれていない状況でした。

駆け寄って「上に行きたい?」と声をかけると、不安そうな顔でこくんと頷いたので

「じゃあ一緒に行こう」そう言って彼女をお連れしました。


目の不自由な方のサポートは初めてだったのですが、私には介護の資格と知識があった

ので、思い出しながら行う事ができました。

身近にその経験が無いと、やはり気付く事も、どうサポートしたら良いのかも、

解らないよな。。と思って・・・

困った状況を抱えた人をどんな風に補ったか、

自らの経験談を少し幾つか書いていこうと思います。

(エネルギーのお話”ひかりへ”も近々復活する予定でいますのでm(__)m・・・)


まず、何に困っているか、自分にできる事は何か、本人の意思を聞いてあげて下さい。

「じゃあ一緒に行こう?」そう言うと、頷いたので

「私はここ」と言って、彼女の杖を持っていない方の手で自分のひじを

掴ませてあげました。大体、右手に杖を持っているので、その人の左手で

自分の右ひじを触らせてあげる感じです。(逆の場合もあるかもしれません)

必然的に左斜め前を歩く事になると思います。自分が盲導犬になったイメージ。。


その人の歩くペースに寄添いながら歩いてあげて下さい。

腕を引っ張って自分のペースで歩くのは厳禁です!!


前方の見えている状況の中で、障害物になる物を出来るだけ早めに伝えてあげながら

歩きます。(その方には周りの状況が見えていないので)

この時は、すぐに上りエスカレータの柱があって、左右どちらかに

向きを変えなければいけない状況。また、右側は電車も来て、混んでいたので、

「柱があって、右側込んでいるから左に移動しますね」と伝えると、とっても

スムーズに向きを変え、細いホームをとっても上手に歩いてくれました。


暫くすると、上りエスカレーターのアナウンスが聴こえてきて、やっと安心した様に

「ああ。有難うございました♪」と、とっても可愛い笑顔を見せてくれました。

「乗れる?大丈夫?」と声をかけると、エスカレーターも上手に乗る事が出来て、

そこでバイバイな感じ。

特別な事をしなくてもいいんです。気を使う必要も構える必要もなく、

出来る事があればしてあげればいいし、出来る事があるか素直に聞けばいい。

それはもう、外国の方のスタンス!? Can I help you?


助けが必要無い場合もあるし、その場合は「ああ大丈夫ですね!良かった」

それで良い事で。。

それは弱者の方に限った事では無く、普通の人同士でも言える事ですよね。

出来る時に、出来る人が出来る範囲で、出来る事をする。

補い合ったり支え合ったり。それは本当に当たり前の事。


私は、見つけるセンサーでもあるのか、困っている人によく出くわし声をかけます。

特にご年配の方や足腰の弱い方。高齢の親が身近に居る事もあるし、自ら足が悪い為

何が大変なのか、見えやすいのかもしれません。

また、周波数なのか、同じように見ず知らずの人に声をかけて

サポートしている人をよく見かけます。

見せて貰って、あんな風にすればいいのね?と勉強になる事もしばしばです。


今のご年配の方は、積極的にセルフケアーに励んでいる方が多いです。

また、外に出て歩く事自体がリハビリになる方、頑張って歩いている方を見ると

皆一生懸命生きてるって思います。。

きっとその方々は自分自身の為でもあり、家族に迷惑をかけない様にという配慮でも

あるのだと思う。私の父がそうでした。今は母もそうです。


時々、親の衰えを街中で叱責している娘さんを見かけたり...

国道などの横断歩道でも渡り切るのに時間が足りずひやひやしたり、、

踏切を渡り切れず事故に合うというニュースに心が痛んだり。。


今まで出来ていた事が出来なくなってゆく歯がゆさを

一番身にしみて解っているのはご本人のはず。。

若い人間にとっては何でもない数センチの段差や、階段や、坂道が

長い横断歩道をただ渡り切る事が、脅威に化けたりするんです。


自分達も皆必ず行く道なのにな。。。

少なくともこの日本を背負って頑張って切り開いてくれた大先輩達

先の目の不自由なお嬢さんの件も含め、ソフトの上でもハードの上でも

安心して温かく見守ってあげられる、やさしい世の中だったら。。

そう思います・・・