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冥王星順行 / 蟹座下弦の月ー「わたし」が生まれる時

2018.10.01 04:14


本日、10月1日、4月23日から逆行していた♇冥王星が順行に戻り、

明日、10月2日、18時45分、蟹座で下弦の月を迎えます。



♇冥王星が逆行に転じると、真実に沿わない生き方を破壊する力を強めます。

この5ヵ月間、わたしたちは真実を問われ続けました。

起こる現象を通して、自分(相手)の本当の気持ちに気付く、考え方が変わる、考え方を変えさせられる。

それは、カタルシスー浄化の様な時間でした。

蠍座に♃木星があるので、無意識に閉じ込めていたものが多い人ほど、強く影響を受けたことでしょう。


これから、真実だけが残った、本当の自分が徐々に姿を表します。

自分の本当の気持ちに気付き、考え方が変わると、生き方が変わります。


生き方の再構築。

辿り着いた真実を元に、新たな生き方を創造していきます。


辿り着いた真実は、望んでいたものとは違うかもしれない。

目を覆いたくなるような、逃げ出したくなるような光景かもしれない。

でも、それが真実だ。目を逸らしてはいけない。



☉太陽が天秤座に入る秋分以降、いつもは積極的に動いていく、動いて行ける時期なのですが、

今年はスクエアがたくさん形成されていて、秋分後の立ち上がりとしては勢いの無い配置。

ではあるものの、スクエアには安定させる力があるので、

ゆっくりと、重々しいながらも確実に、進むべき道が見え始めるでしょう。



☽月と♀金星、DCのコンジャクション、♆海王星が水のグランドトラインを形成。

DCは再誕生を表し、水は結び付ける力を示します。

新しい自分を生み、世界と結び付ける力はここにあります。


先を見据え、あれこれ計画を立てた積極的な行動は、恐らくスムーズに行きません。

今は、先を見ようとしても見えないと思います。それをすると不安が増す一方なので、

今やりたいこと、やるべきこと、目の前にあるものを、良いとか悪いとかそれが何に繋がるとか、

そういう判断をせずに受け入れてみる。

それが、新たな関係性の創造に繋がり、道を開きます。



天秤座のこの時期は、やたらと人間関係が強調されます。

それは、天秤座が7ハウス(他者、パートナーシップ、1対1の対人関係)と結び付けられているからなのですが、

自分以外の他のものとの1対1の関係性とは、人に限らないとわたしは思います。


勿論、新たに人間関係を築く人もいるでしょう。

人から何かが齎されたり、協力関係を築く人もいます。

中には人間ではなく、霊的な存在との関係性を築く人もいますし、

何かの物事との関係かもしれません。

人との関係という事に囚われると、見えるべきものが見えなくなる事に注意して下さい。

現れ方は人それぞれです。


要は、人に限らず、物事と真摯に向き合う力を表すのが、天秤座の7ハウスだと思います。

向き合って、考えて、理解しようと歩み寄り、受け入れる。

真のパートナーシップとは、そういうものです。

それは結局、自分自身と向き合う力です。

対極にあるのは1ハウス。自分自身を表すハウスです。

対極にあるものは互いに影響し合います。

人や物事に真摯に向き合う事で、成長する。

それは、自分自身を作り上げることでもあります。



今と向き合い、受け入れること。
受け入れられないと感じるなら、何がそうさせるのか考えてみて下さい。
そうする事で、本当の自分の気持ちに気付くでしょう。
それに気が付いた時、時間(現実)は動き始めます。