Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

「第二の家」ブログ|藤沢市の個別指導塾のお話

指定校推薦は「逃げ」じゃないし、一般受験は「遠回り」ではない

2018.10.02 15:00


今年も続々と嬉しい報告を受けています。


それは、生徒たちからの大学・専門合格または指定校推薦の内定の報告。


僕らもワイワイ、ハイタッチなどしながら彼らの健闘を讃えます。


でも、そこで大事な一言を付け加えるのも忘れません。


「勉強は、ここで終わりじゃなくて、むしろスタートだからね」


現代は、大学に行ったら無条件に就職できるような簡単な時代じゃありません。


大学や専門学校などの進路先で、専門的な学びを深めたり多くのことを経験したりして、この先の人生を素晴らしいものにできるよう、自分の力を磨いていきましょう。


君は今、そのための一歩を人よりもちょっと早く踏み出した。


そんな君たちへ、おめでとうの言葉とともに、おせっかいのようなアドバイスをお伝えしています。おせっかいのようなというか、うん、ただのおせっかいですが、みんないい子たちだから、ウンウンと聞いてくれます。


そうそう、ここからはより一層、人の言葉ではなく自分の考えで行動を決めていくことが大切になっていくからね。話半分でも、頭の何処かに残って、君が何か考えるときの参考になったりしたら幸いです。


神奈川大へ進学予定の生徒へは、苦手な英語を楽しみながら学べる教材を。


東京理科大生になる予定の生徒へは、数学の弱点部分の解き直しを。


文教大の湘南キャンパスに行く生徒へは、オススメの行き方と美味しいごはん屋さんを。


立教大学で心理学を勉強する予定の生徒へは、倫理の確認を。専門分野だからちょっと熱くなっちゃいました。


小学生から通塾してくれた日本女子へ行くという生徒へは、正しい言葉遣いを。


理容の専門学校へ行く生徒には、将来髪を切って貰う約束を。


柔道整復師を目指す生徒には、同じ学校に進学した先輩を紹介して、青山学院大に入るという生徒へは、食堂のおばちゃんを紹介しておきました。


まだまだ話せていない生徒もいるので、各々アドバイスをもらう覚悟をしておいてください。


何はともあれ、みんな本当におめでとうございます。まだ内定の子は、最後まで気を抜かないように。面接などでは最高の自分を見せに行きましょうね。


片隅でそんな様子を見ていた中3生が「俺も推薦がいい」なんて言い出したから、いい機会だと以下のお話を伝えておきました。いきなり話の矛先が自分に向いたのでビックリしていましたが。




さて、話はちょっとだけ変わり、ここからが本日の本題です。


指定校推薦が決まった生徒の中に一人、気になることを言う子がいました。


「指定校推薦が決まったって言ったら【逃げ】って言われたけど、これって【逃げ】?」


なんでも一般受験をする友達に指定校が決まったことを伝えたら、【逃げ】だと言われたとか。


友達の気持ちもわからなくはないですが、僕なりの考えをここで断言しておきましょう。


それは逃げではありません。


指定校推薦の内定は、あなたが頑張ってきた証です。胸を張って、誇っていいものです。


コツコツ2年とちょっと頑張ってきた、あなたの努力が、合格や内定という形で実を結んだのです。あなたは、あなたの努力の結晶を手に取っただけ。もう一度言います。それは逃げではありません。余計な一言に悩まされず、どうか自分を目一杯褒めてあげてくださいね。


そして、もしも自分の心のどこかでも、それが【逃げ】だと思ってしまうことがあるなら、次は逃げないように努力を重ねればいい。


大事なのは、手段ではないからね。推薦だから、一般だから、という時代ではもうありません。大事なのは、目的です。君が何をしたいか、そしてこれから何をするかです。


前述の通り、人よりも早く進路が決まったということは、自由な時間ができたということ。重要なのは、そこで何をするかです。どうか、一般受験生たちに負けない有意義な時間の使い方を。大切なのは、これからです。


そして、もちろん一般受験生も「遠回り」をしているわけではありません。死に物狂いで勉強する期間は、必死で困難に向かっていく経験は、一生大切にできる素敵な宝物になるかもしれません。長い目で見たら、それはとんでもなく近道かも。折角のこの機会に、今までの人生のうちで史上最高の頑張りを目指してみましょう。


どんな一歩も、どんな道のりも、無駄にはならないし、他の誰のものでもないから。そこから学んだことや得られたものを大事にしてさ、未来に活かそうね。


Life goes on。人生は、続いていくのですから。



本日もHOMEにお越しいただき誠にありがとうございます。

どの選択も間違いなんかじゃ絶対にない。