Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

FPいぬい  お金の相談所

投資の基本

2023.11.05 08:50

投資の基本をお教えします。

とくに投資初心者はココからはじめてもらえれば、大失敗はないと思います。

①【長期】 ②【分散】 ③【積立】

これは合言葉や呪文のように唱えてください(笑)

①【長期】・・・文字通り長期間投資し続けることです。

       投資する商品の相場は上がったり、下がったりします。

       瞬間的に相場が上がったり、下がったことに一喜一憂しないことが大事です。

       過去の例を見ても、オイルショック・ブラックマンデー・アジア通貨危機・

       リーマンショック・最近ではコロナショックもあり、    

       その度に相場の大幅な値下がりがありました。

       しかし長期間で見るとそうした大幅な値下がりショックを乗り越え

       株価はそれ以上に復帰し、結果的には右肩上がりの成長を続けています。

       できるかぎり長期間投資を続けることが結果的に利益を生み出すことを

       過去の歴史が証明しています。

       また長期間投資を続けることで、【複利効果】が生まれます。

       【単利】や【複利】ということばはご存知でしょうか?

       これらは利子の種類を表す言葉です。

       【単利】とは「投資元本」に対して利子がつくことです。

       【単利】を計算式で表すと「元本×利回り」です。

       常に同じ元本をもとに利子が決まります。

       複利と違い、元本の額がそのまま維持されるため、

       利子も毎回同じ金額で積み重なっていきます。

       【複利】とは「投資元本と受け取った利子」に対して利子がつくことです。

       計算式に表すと「(元本+前年利子)×利回り」です。

       元本に利子が組み込まれ、利子に対しても利子が発生するため、

       毎回受け取る利子の金額は年々増えていくことになります。

       【単利】単利と【複利】を具体的な事例で比較してみましょう。

        例えば、1,000万円を年利回り3%で10年運用したとします。

                          税金などを考慮しなければ、【単利】で運用した場合、

                          毎年30万円ずつ利子を受け取りますので、

                          元本1,000万円と利子300万円(30万円×10年)で合計は1,300万円になります。

                          これに対し、【複利】で運用した場合は、

         毎年の利子を元本に加えて運用します。

                          利子に対しても利子がつくため、

                          10年運用した場合の元本の合計は1,343万9,164円となり、

                          単利よりも43万9,164円多くなります。

        これが【複利効果】です。

        20年や30年続けるととても大きな金額になります。


【分散】・・・これは別ブログ【分散投資について①】【分散投資②】

        で説明していますので割愛します。


【積立】・・・定期的に(例えば毎月)一定金額を買い付ける方法です。

        どういう効果があるかと言いますと、

        買付金額の平均値が取れるということです。

        いわゆる【ドル・コスト平均法】ってやつです。

        お金の世界って専門用語がたくさん出てきて難しいですね!

        でもそれは「知らないから」、「聞き慣れていないから」なので、

        心配しないでくださいね。これから分かるようになりますから!

        理想は、『値段が一番安い時に買って』『値段が一番高い時に売る』 

        ことですよね!でも実はそんなことは投資のプロの方でもできません!

        当たり前ですよね。そんな事できれば誰でもすぐ億万長者です。

        ある時期だけに限定して買ったり売ったりすると、値動きがある商品は

        『高い時に買って』、『安い時に売って』ということもありえます。

        これを避ける方法が先ほど説明した【ドル・コスト平均法】です。

        たとえば毎月決まった一定額を買うことによって

        価格が安いときには『沢山の数量(株数)を買え』、

        価格が高いときには『(株数を)少ししか買えない』ということです。

        これをTOTAL結果で見ると平均購入単価を安く抑えることができます。

        この買い方は積立=投資信託やS株と言われる単元未満株を毎月購入

        することで実行することができます。