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問題解決が遠のく習慣

2023.11.21 12:50

こんにちは。

高野直人(こうのなおと)です。


「できれば早く解決したい」

という問題がある時に、


一番やってはいけないことは、

「一人で考える」ことです。


たっぷりと時間があって、

その問題を解決するのに、

10年、20年かけても良い、

というくらいの余裕がある人なら、


一人でゆっくり、

考えたり調べたりするのも、

良いかと思いますが、


「ちょっと急ぎたい」

「今のままではいたくない」


という場合には、

どんどん他人の知恵や力を、

借りた方が良いでしょう。



なぜなら私たちは、

自分の限界や偏見には、

なかなか気づくことができず、


人に相談することで、

ようやく違う角度から、

問題を眺めることができ、


そこではじめて、

「意味のないことをしていた」

と気づくことができるからです。


意味のあることをしていたなら、

すでに問題が解決しているはずですから、


まずは自分の間違いに早く、

気づく必要があるわけです。



「問題は発生したのと同じ次元では、

 解決できない」


と、アインシュタインが言ってるように、


それまでの自分と、

同じ次元にいるかぎり、

問題は解決できません。


自分の視点を変え、

思考の制約を取り払い、


今までに目を向けていなかった、

知識や考え方を取り入れる、

必要があります。 



私の周りでも、

素早く問題を解決して、

結果を出している人たちは、


どんどん人の知恵や力を借りて、

自分の思い込みを外して、

視野を広げています。


そして、

なかなか相談できない人ほど、


何年も何年も、

同じ問題を抱えていたりします。



「人に相談できない」

ということも、

一つのメンタルの問題なので、


そのような、

メンタルの問題についても、

どんどん相談して改善すれば、


様々な問題解決が、

早く進むようになるのですが、


そのちょっとした一歩が、

なかなか取れないんですね。



どう生きるかは、

その人自身が決めることですし、


結局のところ人は、

心底から痛みを感じないと、

自分の考え方や習慣の間違いを、

認めようとはしないものでもあります。


悩みに悩んで、

心からウンザリして、


「もうこんな状態はイヤだ」


と思わないかぎりは、

外側からいくら、

手出しをしてもムダなのです。



だからと言って、

見捨てようということではなく、


周りの人たちは、

その人が目覚めるまで、

色んな情報やキッカケを、

与え続けていくことができます。


急かすこともなく、

焦らすこともなく、


嫌がられない程度に、

キッカケを与え続けていれば、


いずれは、

その人タイミングで、

そのキッカケを掴み、

良くなっていくこともあると思います。


高野直人