12月22日、december
2011.12.21 15:00
12月の空が とおい
どこまでも とおい
手ですくえそうなほど
ちかくにある 星が
わたしの目んなかで
一等にキラ、として。
だのに とおいのです
だのに とおいのです
「ここにきみがいればなあ」
そうこぼして涙をしたたらした
あのうつくしい日も
そういえば12月だったかもしれない
12月の季節が すぎてゆく
たちどまれない日々のなか
わたしは 幼いなにかを捨ててゆく
だれかのふかい あいを知る
どこまでも 続いていきそうな
まるで永遠を約束されたような
わたしの まいにち
ゆるやか で
たおやか で
わたしはほんとうになって
わたしだけでほんとうになって
きみのいないシアワセも生活も
ほんのすこしだけ知って
きみが12月の空となる
ここにきみがいれば、と
たまにうつむきながら
当然の未来にからだを預けて
いとも かんたんに騙されて
たちどまれない日々のなか
ぴた、と たちどまってみたくなる
ここにきみがいれば、と
ふっと顔をあげて凛として
なに食わぬかおをして
ちいさなさいわい を
ぽつぽつ と ひろい集めながら
世界のしわをのばしながら
たちどまった日々を確かめて
きっと やっぱり、と 歩いてみたくなる
きっと 歩いてみたくなる
感覚のない指先で
たしかめた奇蹟は
わたしの きみの 悲劇を
ぬぐいきれなかった
ただそれだけのこと
あの日シアワセを見尽くした
わたしの きみの悲劇を
かみさまだけが知っている