ViViちゃん♪

前回、激しい噛みつきがあったため、現状を把握したく
お預かりトレーニングをさせていただきました。

【散歩】湖畔まで往復で1時間ほど♪
万全を期して首輪+ハーネスでダブルリードにして出かけたのですが、
拍子抜けするほど安定したお散歩ができました。

社会化不足のため、ちょっとしたことにもビクビクしてしまいますが、
途中からはニオイを嗅ぐ余裕も出てきて
【お座り】や【呼び戻し】もすることができました！！

時折、引っ張りはあるものの立ち止まれば自分から戻って来るので、
【リードが張ったら必ず立ち止まる】ことで改善可能だと思います。

散歩の準備ではリードをつける時にじゃれついてきたので、
リードをつけるのをやめて無視することを繰り返したところ、
リードを見せるとお座りをして、リードをつけ終わるまで座って待つようになりました。

また、歩き始めにはリードに噛みついてきたのですが、
リードを噛んでいても気にせず歩くと噛まずに歩くようになりました。
お家でも繰り返し練習をして習慣化してください♪

【ViViちゃんの行動に振り回されないように！！】
ViViちゃんの行動に対して、飼い主さまが過敏に反応してしまっているようです。
ViViちゃんの行動を止める前になぜその行動をするのかを考えてみてください。
もちろん止めなくてはいけない場合もありますが、
何もしないことが正解だったりもします(^.^)b

【ハウストレーニング】
クレートに入ることができると色々と役立つのでクレートに入る練習をしました♪
おやつを投げ入れて30分ほどで自由に出入りできるようになりました！！
おやつを何種類か投げ入れたのですが、ボーロだけ食べずに残して
クレートから出てきました。ボーロは飽きてしまったようです(^^;

【噛み癖について】
噛まない環境をつくることがどうしても難しいということであれば、
サークルから出してフリーの時には口輪をつけることもお考え下さい。
口輪というとネガティブに受け取られる飼い主さまが多いのですが、
嫌がるワンちゃんに無理やり口輪をつけるようなことはしませんのでご安心を♪
詳細は次回のトレーニングでご案内させていただきます。

【「シッ!!」について 】
ワンちゃんの行動を止める時などに発する「シッ!!」はワンちゃんに伝わりやすく
反応が得られやすいために使用されているドッグトレーナーさんも
いらっしゃるようですが、目的を明確にせず乱用してしまうと
ワンちゃんにとってはただの音になってしまい効力を失ってしまうのでご注意ください。

たとえば、リードの引っ張りを止めたくて「シッ!!」と言ったのに止まらず、
何度も「シッ!!」「シッ!!」言っている状況であれば
すでに何の効果もないただの音になっています。

そして、じつは信頼関係ができているおウチのワンちゃんには
「シッ!!」を使う必要は全く無いのです。

リードの引っ張りならばワンちゃんの名前を呼んで
アイコンタクトしてもらえば振り向くことで抑制できます。
少し離れているのであれば「おいで」で呼び戻せば良いのです♪
そして何よりも、リードを引っ張る原因を探って対処してあげれば
引っ張りも起こりにくくなりますヨ(^.^)b

ひっつき虫がいっぱいくっついてしまいました💦