ゴディバの語源(前にも載せたかもしれませんが、新事実)
ゴディバと言えば、有名なチョコレートの会社ですよね。
ですが、その社名の大元は何か?というのを知っている人はそんなにいないかと思います。
ちなみに僕は、何かのテレビ番組で知った記憶があります。
ゴディバ社のロゴマークを見てみると、馬の上に女の人が乗っています。
これ、よく見ると、その女性は裸なんです。
なぜそんな状態なのかと言うと…
ゴディバというのはこの女性の名前で、当時のイギリスの伯爵夫人と言う、かなり地位の高い女性に当たります。
ある時、このゴディバさんの夫、つまりは伯爵ですが、領民に重税をかけていました。
ゴディバさんはもう重税をかけるのはやめてあげて!と夫に伝えたのですが、夫から返ってきた返事は、裸で領内を周ったら税を下げてやんよ!
という、完全DV発言でした。
流石に夫の伯爵も、無理だと思ったんでしょう。
でも、ゴディバ夫人はやって見せました。
伯爵夫人という、はっきり言って、当時ではかなり高貴と言っても過言じゃない地位の女性でありながら、裸で馬に乗り、領内を周ってみせたんです。
もちろん、いくらなんでも恥ずかし過ぎるため、ゴディバ夫人は戒厳令を出しました。
自分が裸で領内を周っている間は、家に鍵をかけて、カーテンを閉めて、絶対に外を見ないように!
まあ当たり前です。
実はこれを覗いていた男がいて、それがトムという名前。ピーピング・トム(英語圏でのぞき男の意味)の由来になったと言われています。
という訳で夫は重税を課すのを止めました。
なーんて、実はこれはフィクションです。
誰が考えたかは知りませんが、実は実際に有ったことでは無いことが判明しています。
この逸話は絵になったりもしていますが、もし実際に、妻にそんなことをさせた!ということが広まったら、例え伯爵でも重罪になるか、他の貴族たちにはぶかれるか、ろくな事にはならなかったでしょうね。
今後、ゴディバのロゴマークを見たら、このことを思い出してみると面白いかもしれません。
絵の写真も載せようかと思いましたが、女性の裸なので、止めます。
当たり前でしたね。
逸話をもっとちゃんと知りたい!
という人は、ゴディバではなく、ゴダイヴァ夫人で検索してみてください。