12星座 てんびん座
<12星座>
てんびん座について
支配星 金星
太陽がここに入室して昼夜の長さを正確に二分し、秋分を告げます。
自然は衰退し始め、地上には冷気が訪れます。
てんびん座の象徴は、女神アストレイアが携える「正義の秤」ともいわれます。この女神は大地が耕さずとも実り、戦いも労働の苦しみもなかった「黄金時代」に人間の守護者として地上に住み、正義の道と道徳を説いていましたが、のちに人間の堕落を悲しんで天に去ったと伝えられています。
牡牛座と同じ金星が守護星なので、てんびん座は華やかで洗練された印象として読み解きます。
てんびん座に太陽がある人は、人と協調・協力したり、バランスをとりながら自己を表現したり、創造性を確立するとき、そこには必ず自分ではない誰かの存在があるのです。
太陽星座てんびん座の人は、魂の目的がてんびん座のキーワードであるということで、
占いを見れば協調性があるとかバランス感覚があると書かれるていることがあるのですが
それはあなたにとって目指す方向だというだけで、けっして人付き合いが得意というわけではないのです。
むしろ、
かかわらなくていいのなら関わらない方が、あなたにとってはずっと気が楽で気を使わなくて済むのです。
あなたはほかの星座の人にはわからない、人との距離感やその空気感に気を使い過ぎてしまうことがあります。
人と協調するとは、必ずしも出会ったすべての人と親しく協力し合うという意味ではありません。てんびん座のシンボルである、天秤と同じように、あなたとちょうどいいバランスで一緒にいられる人と調和的な関係を築くこと。本当はそういう人と、依存でもなく離れすぎてもいない関係で過ごす距離をあなたは探しているのです。
そんな関係を模索し、築いていくことであなたの魂は磨かれ、進化・成長していくのです。
キーワード
バランス・調和・洗練・上品・社交性・協力・対人関係・浅く広く
<時期について>
私たちは太陽が指し示すことを目的にして生活していきます。
太陽がてんびん座にある時期は、社会性が伴ってきます。
牡羊座からおとめ座までの間は、自己の成長を促されていたのに対して、てんびん座の時期から社会的にその「自己」をどのように表現していくか・使っていくかということを目的とします。
てんびん座の時期は急に人が自分の領域に入ってくるような感覚があるかもしれません。
それまで個人同士だったものが、稲刈りをするために人手が必要になってくるように人との協力が必要な時期なのです。ここで、自分と人との境界や、自分が人との関わりが広がっていくように感じるでしょう。