Datura
今年 11 月で結成 3 年目を迎えた、3 年・4 年混合バンド Datura(ダチュラ)。
圧倒的なリードの歌唱力と、6 人で創られるダークな世界観に魅了されるだろう。
メンバー
4 年・小林桃子・アルテミス
3 年・磯香梨・紗々
4 年・吉成優奈・いちご
4 年・中山舜矢・シビック
3 年・勝見想・デロンギ
4 年・箱崎太一・スコッチ
バンドの紹介
妖艶なハーモニーと圧倒的な歌唱力に、どこか大人な魅力を感じさせてくれるバンド、 Datura(ダチュラ)。演奏曲にある椎名林檎の「罪と罰」のように、独特の重厚感があり、メッセージ性の強い曲を演奏している。
毒々しい世界観をバンド名に込めて
Datura最大の特徴は、一貫された「ダークな世界観」にあるとメンバーは語る。「万人ウケするタイプではないと思うけど、クセのある曲が好きな人はハマってくれるかも」と小林さんは話す。また箱崎さんは、「『かっこいい』『楽しい』とは違った、あまり見たことのない舞台を創り上げたいと考えたときに、『毒々しさ』をこのバンドで表現してみたいと思った」と語った。
箱崎さんの言う「毒々しさ」は “Datura” というバンド名にも込められている。そもそも「ダチュラ」とは「チョウセンアサガオ」のことで、夏になると綺麗な花を咲かせる一方、強力な毒性を持っていることで知られる毒花だ。このバンド名を提案したのは小林さん。他にも、蝶の名前など様々なバンド名候補が挙がったが、ダチュラの花言葉「愛嬌、そして偽りの魅力」がバンドのキャッチコピーに合っていたことも、決め手となったそう。 ダークで毒々しい世界観は、このバンド名にも表われているようだ。
6人での演奏がなかなかできなかった
Datura はこれまで 2 年以上バンド活動を行ってきたが、メンバー6 人揃ってステージに立つ機会になかなか恵まれなかったと、メンバーは当時の苦労を打ち明けた。昨年 7 月に行われた定期演奏会は 5 人での出演、また昨年10 月に行われた大学祭は出演見送りとなった。さらにメンバーの入院により、仙台でのイベントや大会は代役を立てて出演していた時期もあった。昨年の Winter Live も同様の理由で、部内選考会へのエントリーを辞退したのだ。そういった意味では、Datura にとって今回の Winter Live は「やっと掴むこと のできた機会」とも言える、大切なステージとなるだろう。
パフォーマンスについて
狂気的な感性を大切に
今回の Winter Live では、椎名林檎の「罪と罰」、「闇に降る雨」などといった曲を演奏す る。この選曲について箱崎さんは、「様々なアーティストの楽曲を選ぶと一貫性が無くなりがちになる中、『何かを強く求める、訴えかける感性』で全ての曲が繋がるよう選曲した」と話す。言うなれば、「狂気的な感性」がお客様に伝わるような選曲・アレンジをするようにしているという。
妖艶な雰囲気を音に込める難しさ
Datura の演奏は、リードボーカルの小林さんの圧倒的な歌唱力が特徴的だ。全体的にリ ードを引き立てる構成となっているというのもあり、小林さんは「自由に伸び伸びと歌うことができている」と話す。彼女の表現力溢れる力強い歌声は必聴だ。 注目すべきはリードボーカルだけではない。ダークで不穏ながらも妖艶さがあるハーモニーは Datura 独特のものがある。単純に明るい音・暗い音なら、比較的シンプルな音の組み合わせで表現できる。一方、Datura が奏でるような「妖艶でオシャレな音」を表現するには、複雑な音の組み合わせが必要であり、コーラスの難易度は高いとされる。コーラスを担当している吉成さんは、「歌声に色っぽさが出るよう気を付けている」「鳥肌が立つようなコーラスづくりを意識している」と語る。バンドの持つ世界観に全員が向き合っているからこそ、引き込まれる魅惑的なステージとなるのだろう。
ダークな世界観に浸ってほしい
Datura の「ダークな世界観」は、もはや演奏にだけではなく、曲と曲の間の台詞や、ステージ衣装にまで表れている。Datura のステージ衣装を考えたのは磯さんである。磯さんは「世界観を大事にしているバンドだから、それを崩さないように心がけた」「ステージ上で創られる世界観に注目して見て欲しい」と話す。見た目の部分も含め、徹底的なこだわりを見せる Datura。演奏だけで無くステージ上での振る舞いにも注目だ。
お客様にどんな「プレゼント」をお届けしたいか
「狂気ですね......身震いして欲しいというか。」
と答えるのは勝見さん。何とも、Datura らしい回答に驚かされる。しかし勝見さんは、 「Winter Live に出演するバンドは、どこも違った色を持っている。そんな中で、こういうバンドがあっても良いと思う」と話す。そういった点では、Datura のステージは「幸せ」 や「楽しさ」とはまた違った魅力に気付かせてくれるのかもしれない。
「重たい愛情を......」
と答えたのは吉成さん。これもまたゾッとする回答だが、演奏曲の歌詞を見ると「人間が持つ本能的な愛」にまつわる言及も多く、「歪んだ愛情」というのも重要なテーマとなって くる。まさに美しくも毒を持つ「ダチュラ」のようなプレゼント。是非、会場や配信を通 じて受け取っていただきたい。
おまけ
ダチュラの花言葉が「偽りの魅力」ということで、
「最近ついてしまった嘘・偽りについて教えてください!」🥀
小林さん:あまり好みじゃない差し入れを頂いて、
「最近アレルギーになりました。」と偽り、静かに戻しておいた。
磯さん:食事や飲みのお誘いを、「用事があるから」と偽って、家にこっそり帰った。
吉成さん: 「いつも真面目に生きているから、本当に無いなぁ。」
中山さん:健康診断のときに、申告する身長を詐称した。
(どっち側に盛ったかはご想像にお任せします。)
勝見さん: 「すみません。昨日メールで提出したのですが、
送れてなかったみたいで、今提出させて頂きます。」
箱崎さん:検査のときに、申告する体重を逆詐称した。
文責:益口大樹