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じゅんじゅんホームページ

脳みそのさぐりあいをしたい。

2023.11.29 23:31

言葉も音も色もからだも、あくまで手段のひとつであって。

わたしはもっと、あなたの細胞と私の細胞、感化し合い、考察を重ね、より文化的に、俗世を泳いでいたいのです。

【明治神宮あたりだったろうか。圧巻な紅葉。月曜日であったけれど、催し物があったようで、外国籍の方を含め、かなりの人手だった。】


四谷で所用を終え、歩いて下北沢へ。

昔から延々と歩き続けるのが好きで、スマートフォンのない頃は、車向けの"○○km先△△"といった青色の看板を目安に、何時間も歩いた。

小学生の時、お姉ちゃんから機種変更して要らなくなったガラケー端末をもらい、メール作成画面に延々と文章を打ち込んだ。

思った文字や言葉が画面上に活字で表示される衝撃は、それはもう、すごかった。

自分の言葉の感触が整ったフォントに置き換えられるだけで、世界に認められたような、公式な何某かに相成れたような、なんとも言えない恍惚があった。

ガラケーを片手に、目に入った景色や事象を、ただただ淡々と、画面に打ち込んでいく。

なるべくシンプルに。

色味を付けずに。

それが一番、自分の色を知るのに有効だと、漠然と思っていた。

画面を見ずとも、ボタンの位置や回数でなにを書いているのかわかるガラケーは、本当に画期的なガジェットとおもう。

ただひたすら、歩きながら文字を紡ぐ。

現在、通勤中や空いた時間に日記を書くのは、この頃の癖かもしれない。

とても豊かな時間で、自分の心に余暇があるのだという表れでもある。

下北沢で、以前から気になっていた立ち飲み屋さん、よっちゃんへ。

地下への階段の手前に、呑まないで長居NG、ナンパはダメ等々、お店のルールが明記されている。

わかった人だけ入ってねということで、どれも当たり前の事柄ではあるけれども、強めのニュアンスで掲示されている。

他人だからこそ、お互いの認識を明らかにするの、大切です。

大瓶とホルモンを揚げたかすを注文。

かす、自分で作るくらい、大好き。

時間があまりなかったので一杯で失敬したけれど、また行きたいお店リストに追加。

お酒を召す際、居心地の良さ、肌触りは重要。

あとめちゃくちゃ安いです。

おすすめ。

よっちゃんを出て、下北沢CLUB Queへ。

nonareevesのボーカル、西寺郷太さんの50歳のお誕生日ライブに行ってきました。

nonaのライブは1回行ったけれど、郷太さんのソロは初めて。

ゲストDJ含め、最高に楽しいよるだった。

郷太さんの声、本当にすごい。

惚れ惚れ過ぎであった。

ライブも終わって、郷太さんがDJブースへ。

最後の最後に、nonaの「Love Together」をかけてくださって、みんなで大合唱。

小学生当時、パラッパラッパーでこの曲を知り大好きになった身としては、感無量であった。

本当に、推しは推せるうちに、会いたい人には会いたいときに会いにいくべき。

余韻に浸りつついざ帰るかと下北沢駅へ向かうも、人身事故かなにかで小田急線が止まっていた。

ごった返す駅を引き返し、スズナリ近くのBARすみれへ。

主演映画の撮影でお邪魔し、小野監督とも呑みにきたお店。

博多出身のママがおひとりで切り盛りしていらして、まだ伺って3回目なのにあら久しぶりー!と快く迎え入れて下さった。

BARなのにリーズナブルで、おつまみもとっても美味しい。

すんごくよいお店なので、下北沢にお越しの際は、是非。

常連のお客様と楽しく呑み交わし、0時を回ったころにお会計。

ほろ酔いで、缶ビールを呑みながら徒歩帰宅。

徒歩がデフォルトになると、終電という概念がなくなって遅くまで呑めるし、健康にもよい。

最高か。

途中、ドンキホーテに寄り道。

深夜のドンキ、大好き。

ドンキホーテ公式ソングの歌い出しに、

「思い立ったらいつだって ドンキホーテで待ち合わせ」

とあるのだが、すごくよくわかる。

上下スウェットにサンダルで、雑多に積まれたよくわからない値引き品コーナーの商品に突っ込みをいれ倒す。

最高の夜の過ごし方。

ギャル味があって、すごくよい。

酔っぱらってなくしたマグボトルも格安で購入出来、ほくほくで帰宅。

最高の月曜日は、つくれる。

今夜も好ましく、着実に。