ASAP
4 年生 6 人で構成された同期バンド。
ダークかつ疾走感のある、彼ら独自の世界観で観客を魅了する。
メンバー
4 年 板橋悠世 シャンクス
4 年 上田雅美 ルナ
4 年 横谷美柚 クララ
4 年 中山舜矢 シビック
4 年 箱崎太一 スコッチ
4 年 横尾啓吾 鶏ささみ
バンド紹介
ASAP は今回の Winter Liveに出演するバンドの中で唯一の 4 年生同期バンドであり、彼らは 1 年生のときから活動しているため、その活動期間は現在の del mundo のバンドの中でも最 も長いといえる。そんな 4 年間の努力の積み重ねに裏打ちされた、個々人の確かな技術とグループとしての魅力が生み出す彼らのステージに注目だ。
バンド結成秘話
ASAP のバンド名の由来は”As Soon As Possible”。このようなバンド名となった経緯は、年に1度開催されている仙台市のアカペラストリートイベント“伊達アカ”に応募するために、 できるだけ早く(As Soon As Possible)メンバーが集まったバンドだからだと、板橋さんは語ってくれた。当時、板橋さんと横尾さんが部内でメンバーを募集して、2 日後にバンドを結成、結成 2 週間後には応募のための演奏動画を提出、というまさしく” ASAP” の名にふさわしいバンドのスタートとなったわけだが、当時はコロナ禍で部の活動が少なかったためメンバー同士の面識も少なく、バンドを結成して初めて顔を合わせたメンバーもいたそう。そんな中、演奏動画提出のために週 5 で練習をしてなんとか伊達アカに応募をする、といった結成当初からの団結力が、4 年間もこのバンドが続いてきた秘訣といえるだろう。
演奏について
ASAP らしさとは
「曲をアレンジして観客の皆さんに聞いてもらって何かを伝える、ということを考えたときに、このバンドではどういう表現をすればよいのか最初の頃はわからなかった」と、アレンジを担当する箱崎さんは語る。ダークで複雑な感情を歌う曲の多い ASAP だが、そのコンセプトにはバンド内での選曲会議のたびに頭を抱えてきたそう。しかし、4 年目になり、メンバーそれぞれが曲に対してどのように歌えば聴いてくれている人にどのように伝わるかがわかってきてから、ASAP らしさが出せるようになったという。板橋さんは「メンバー間での”共通認識”が確立し、ここはこう歌ったら良いのではという考えが、メンバー同士で合致するようになった」と語ってくれた。
ステージを通した表現を
「観客の皆さんにどう感じてほしいかをずっと考え続けてきた」と、語るのは横谷さん。曲間の MC パートや曲のつなぎ方にもこのバンドの世界観が表れるような工夫がされ、観客を決して飽きさせない演奏ができるのは、この考え方が根底にあるからだろう。4 年になってからセットリストに追加された「悪魔の踊り方」と「サレンダー」の 2 曲は、3 年時に大会の成績が振るわなかった際に心機一転の気持ちで選んだものだそう。今までと少し毛色の異なるこれらの曲が追加されたことで、バンドとしての方向性が見え、ステージ全体を通した表現がさらに深まったという。彼らのステージからは音楽としての表現だけではなく、今まで彼らの軌跡までもが見えてくる。
こだわりポイント
演奏について話してもらった際にも言っていたが、ASAP のこだわりはあくまでもステージ全体を見てもらうことである。次の曲に入る際の間を意識して観客に拍手をさせないなど、観る者のリアクションまでもが想定されたステージづくりがなされている。そうすることで、演奏を見終えた後の”読後感”を演出していると語ってくれた。
お客様にどんなプレゼントをお送りしたいか
「明るく盛り上がるような曲を歌うバンドではなく、自分たちのような世界観を表現するバンドがトリになるのは今までの Winter Liveではなかったと思うので上手く締めくくりたい。映 画を見終わったような感覚をお客様にお送りしたい」と板橋さんは話す。ASAP の表現する 複雑な世界観を受けて感じるものは人それぞれだろうが、終演後にWinter Live全体を通して満足感が得られるようにしたい。そんな彼らが見せてくれるステージからは、目が離せない。
おまけ
4 年目同期ということで、4 年間でもらって一番うれしかったプレゼントを聞きました! 🎁
板橋さん:アカペラという初めて熱中できたもの
上田さん:バイト先の生徒からもらった誕生日プレゼント
横谷さん:ASAP を続けられたこと
中山さん:20 歳の時に親に買ってもらった時計
箱崎さん:定期演奏会統括でもらったメッセージカード
横尾さん:del mundo に入れたこと
文責:勝見想