課題だらけのノジマ戦
2018年9月30日、長野Uスタジアムを会場に、なでしこリーグ第13節
AC長野パルセイロレディースvsノジマステラ神奈川相模原
の試合が、15時キックオフで開催されました。
台風24号が接近していて開催も危ぶまれましたが、この試合は予定通り開催されました。暴風警報や大雨警報も長野市に発令されましたが、試合前に少し雨が降った程度で、風も含めて試合への影響は少ない状況でした。
この日の選手プロデュース弁当は髙橋選手と藤村選手。公式Twitterが13:29に完売のアナウンスをしているので、先行入場から45分、一般入場からは30分ほどで売り切れたということになります。ちょっと最近発注数ビビリ過ぎなんではないかと感じます。
髙橋選手の方を購入しました。ガパオライス。選手カードのコメント後半がダジャレ(笑)子どもも買うから仕方ないんだろうけど、個人的には辛味が欲しかったかな~。
おしのさんはしばらくお休みということで、この日も橙宴さんのテーブルにはミニおしのさん。
この日の試合はJAグリーン長野さんが冠スポンサーの提供試合。
先着200名にきのこ(エノキ)プレゼント、HTに配布用紙の抽選でシャインマスカットプレゼント、コラボ企画のパルセイロ農園の紹介などがありました。りんこる・ももこる・あんこるのセットは売り切れでした・・・。
更にこの日はテレビ信州TSBの中継が入るという事で、試合前に行われた
デンセンホールディングスPresents『AC長野パルセイロ・レディース×ボアルース長野 ジュニアフットサル』
には中継で解説をするボアルースGMの土橋さんと、サッカー解説者の川上直子さん、TSB伊東アナウンサーが来ていました。川上さんと、選手側からは古舘選手が子どもたちの中に入って(川上さんはマイクを持ちながら)いました。
知都ちゃんと井原さん。
ジュニアフットサルが終わる頃、恒例のお散歩タイム。小雨模様もあってか少なめ。ノジマステラさんの選手は多くピッチに姿を見せていました。
ちびっ子フラッグ。
「カウントダウンNP」のゲストは、自他共に認めるチーム1のおしゃれ三谷沙也加選手。例の写真が出るかとヒヤヒヤしましたが出ませんでした。話題には上りましたが、掘り下げられないで良かった(笑)
この日はダブルゲスト。2人目は、先日入団内定がアナウンスされた常盤木学園の中村恵美選手。詳しくは先日書いたこちらをご覧ください。この日、入団内定会見が行われていたようです。
グッズ紹介に現れたのは、池崎・内田・小髙・古舘・風間選手。軍手ィのアピールをしていました。
試合前練習に先発・リザーブの選手たちが現れるのが、ゴール裏に来てくれた選手の引き上げのタイミングだと思いますが、ゴール裏に挨拶をする選手たちに、最上段から選手が手を振るというのも良い光景だなあと思いました。皆が皆、試合に出られる訳ではないのですが、向こう側目指して頑張って欲しいです。5人の内3人は、翌日に福井県で行われる国体選抜の試合を控えていました。
GK練習。この日の先発は池ヶ谷選手でした。
ゆしか様、きのぴー、殿。
リザーブ組中心のパス回し。野口選手以外は国体組。
練習を鼓舞するゴール裏。
横山選手のFK練習。
國澤選手、坂本キャプテン。
ボールを拾い上げ束の間の思索、本田監督。
JAの方よりご挨拶。
きのぴーゲーフラ。
FIFAフェアプレー旗。
JAさんから選手たちにブドウプレゼント。
集合写真撮影。この時はそこそこ雨が降っていました。
笑顔の中野選手と、池ヶ谷選手。
円陣。
この日の2トップ。
両チームスタメン。
試合は、早い段階でFKから失点する辛いパターン。正直振り返りたくありません(笑)3日以上経ってるし、次の日別の試合観たし・・・。
ハーフタイム練習。翌日の国体も控える滝川選手。
「パルセイロ農園」紹介。
シャインマスカットの当選者番号発表。
後半に向け円陣。
交代で出場した西川選手、滝川選手。共に国体組。
来場者数1,643名、ボランティア34名。前述の悪天候の条件下、これだけの人数が集まったことは逆に驚きました。今シーズンの最少観客数だった4/14リーグカップ仙台戦の1,247名より約400名多い。長野市周辺の人たちは山に守られて台風を甘く見ている(実際、試合中に台風の影響はほぼ無かったので、当たってはいますが、過信は禁物)という見方もできますが、私は9/8に行った「#0908Uスタ」「#勝手に1万人キャンペーン」で観客数の底上げがあったと見る方が妥当だと思います。ただし、ここで足を運んでくれた人が定着するかどうかも、今シーズン残りのホームゲームの内容と結果に拠ると思います。この日のメインスタンド、0-2になったタイミングで数組の観戦者が席を立って帰りました。やはり試合を始めて見る人、数試合しか見てない人にとっては、勝って良い雰囲気の中余韻に浸りつつ帰路につき、また週末にUスタに足を運ぶというパターンが多いと思います。この話をある観戦者の先輩にしたところ、その方はボウリングのスペアに例えられていました。スペアを取っていけば持続できるものも、外してしまうと折角の前投のストライクやスペアの意味が薄れてしまう。成績についても観客動員についても、ここが踏ん張りどころだと思います。
御存知の通り、後半は國澤選手の治療中に決められ0-2、89分に殿が1点返しますが、ロスタイムに失点し1-3。内容的にも完敗に近かったと思います。
mycujooではノジマさんの挨拶や選手同士喜ぶシーンを映していた時間、ローカルのテレビ信州はばっちり映していました・・・。横山選手が途中出場の西川選手を捕まえ、恐らくは競り方やポジショニングが違うと身振り手振り、ユニを引っ張り話し込み、コーチが挨拶の為に止めるまで続いていました。メインスタンドへの挨拶の後も横山選手・中野選手・池ヶ谷選手の3人が話し込み、その手前では本田監督と、試合に出ていない神田・五嶋選手(共に国体組)が話をしていました。ここでやるのは遅いという声も分かりますが、横山選手が復帰してからずっと目にする光景です。昨年、横山選手レンタル移籍後の守備型チームを模索し、今年初めに横山選手復帰を想定せずに攻撃と守備のバランスを取れたチームを模索し、攻撃の方に舵を戻した。そして横山選手の復帰が決まり、細かいディティールをそれほど長くない期間の内に何度も変えている気がします。この日の試合では、昨年の同時期に連敗した時と同じ、選手が迷いながらやっていたり、自分で決断すべき場面を他の選手にタッチしてどんどん苦しくなる悪循環が垣間見えました。新しいバージョンのチームが今シーズン中に見られるのか、或いは混乱したままシーズンを終えるのか。監督・コーチ・中心選手の奮起がなければ、後者の可能性が高いかなと心配してしまう、そんな敗戦でした。