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国体本大会1回戦

2018.10.04 03:00

2018年10月1日、福井県坂井市の丸岡スポーツランドで「福井しあわせ元気国体2018」サッカー競技女子1回戦が行われ、静岡県vs長野県の試合は12時キックオフで行われました。

長野県選抜の中にはパルセイロレディースの選手が8人参加していて、前日のUスタでの試合後に台風接近の中移動して福井県に入ったようです。台風の予想進路から北陸道方面は少しルートを外れていたため、20時頃までは雨風もそれほど強くはありませんでした。が、その後は雨風共に強くなりました。

事前に資料や新聞報道で記載されていたメンバーは恐らく8月下旬から9月上旬時点のもので、そこからケガがあったり、逆に見込んでいたケガの回復が間に合わなかったりで、複数人メンバーが替わっていました。詳細は最後にあるメンバー表をご覧ください。


台風一過、坂井市は青空も多くなりましたが物凄い強風でした。それが吹き荒れたり止んだり、風向きが90度変わったりと気まぐれで、試合にも時折影響が出ました。

会場にはグッズ売り場や蕎麦の無料振る舞い、ピザの移動販売車などがあり、この日は別グラウンドで地元福井の試合が行われることもあって大勢の人が会場に足を運んでいました。

協賛企業一覧と、女子組合せ表。

福井県内の学校が応援のイラストを書いてくれた旗。長野県の旗は丸岡中学校1年生が書いてくれたものでした。県のロゴが黒でデススターみたい(笑)

試合前アップの様子。一応パルセイロレディース所属選手の写真のみ。

長野県の横断幕。

長野県の観戦エリアには、某パルセイロ関係者も含め、県サッカー関係者や選手関係者中心に30人ほど?が入っていました。各県応援も様々で、地元福井の試合は通路を挟んで離れた天然芝グラウンドでしたが、こちらのグラウンドまで大きな声援が聴こえていました。また、隣の人工芝グラウンドでは京都の試合が行われていて、応援の太鼓が耳に残りました。

スコアボード。

試合前の記念撮影・円陣。


試合中の写真は一応自粛。

試合は前後半通して押され気味の中、集中力を切らさず長野県も守り続けました。「両チームチャンスを逃し」と新聞に書いてありましたが、前半決定的だった静岡の遠藤選手のミドルシュートは風間選手がファインセーブでCKへ逃れ、後半の長野の滝川選手の裏抜けはオフサイド、静岡のCKのこぼれ球を押し込んだプレーは直前のGK風間選手へのキーパーチャージによってノーゴールとなりました。高校生・大学生の選手も含め、全員で集中して守っていました。

全体練習が恐らく1回しかなく、連携の面では不安が残る長野県でしたが、得点パターンとしては滝川選手が見せた再三の単独突破か、或いはセットプレーかなと思っていたら、68分(国体は35分ハーフなので、終了間際)に神田選手のCKから西川選手がヘディングを決め、これが決勝点となりました。

事前の期待通り!前日の試合後にだいぶ指導を受けていた西川選手。このゴールで良い流れに乗れると良いですね。

最終スコア。


本大会勝利に喜ぶ選手たち。

試合の公式記録。

最後はテント前で集合写真まで撮影させていただきました。ありがとうございました!


私はこの日の内に長野に戻り、翌日は応援に行かれませんでした。

長野県は、前日にPKで地元福井に競り勝った強豪三重県との対戦。三重県は伊賀くノ一の単独チーム。連携面で不安がない上、なでしこ2部で首位を独走している、国体でも優勝候補。試合は長野県が0-5で敗れたようです。シュート1本対20本の完敗ではありますが、来年間違いなく1部昇格するであろうチームと対戦出来たことは、大きな経験になると思います。まだパルセイロレディースでは出場機会に恵まれない池崎選手が4試合フル出場、池ヶ谷選手に替わって国体本大会のピッチに立った風間選手が2試合フル出場。練習とは違う、国体の真剣勝負の舞台に立てたことを今後に活かしてほしいと思います。

西川選手と滝川選手がUスタでの途中出場→静岡戦→三重戦と3日連続の試合だったことに加え、他の選手も70分とはいえ2日連続の試合、前日の雨風の中のバス移動と大変だったと思います。この15人が集まることはもう無いかもしれませんが、勝利する瞬間を見られて本当に嬉しかったです。全選手、お疲れ様でした。ゆっくり休んでください。また何処かでプレーが見られることを楽しみにしています。