日誌抜粋~子どもたちから教わること
今日は晴天。20℃を超える程の少し暑いくらいの良い天気。野村の集合場所から山道に入る。ヒマリが分かれ道もどんどん進み、カナさんが探しに行くことに。1歳組のヒマリだけど、足が速くてすばしっこくて驚いた。
皆んながそろったところで、山道の斜面をどんどん下っていく。笹や色々な葉っぱで視界が見にくいけれど、カイとフウト、リツがどんどん先頭を行く。エマは葉っぱが顔に当たるのが嫌なのか、「ママ、ママ」と泣きながらがんばって歩いていた。途中、カイがエマを葉っぱでつついてさらに泣いてしまった。フウトが「エマは葉っぱ嫌だからやめなよ」と止めていた。 リツは相川さんや他の子を探しに戻ったり、また進んだりを繰り返していて、たくましくて体力があるなぁと思った。
アンナにとっては上級者コース。進むのがこわくて泣いているアンナをカナさんが手を繋ぎながら歩く。カエデがカナさんに「アンちゃんと手を繋いであげて」と言っていたようだ。今までは他の子と手を繋ぐと怒っていて、成長を感じる場面だったようだ。
1つ目のどんどん橋を渡っていく。ヒマリはカイに「カイ、見て見て〜」と木の実を見せたり葉っぱを頭にバサっとかぶせたりして遊んでいた。ソウタロウとリツも滑りそうになりながらも橋を行ったり来たり。 2つ目のどんどん橋は橋の下をくぐったり、登ったり、子どもたち皆んなで遊んでいた。イロハはカエデとお店屋さんごっこをしていた。
その後も山道を進んでいくが、フウトがカイにじゃれ合って、何度も何度もハグをしては倒れ込み、愛情を伝えているのがとても可愛かった。ストレートに愛情を表現できるって子どもってすごい!素敵なことだなぁと思った。
竹林を抜けてグランドでお弁当。今日は大根と大根菜のおかずがたくさんあって、子どもたちはパクパク食べていた。お弁当の後は広場で遊ぶ。カエデ、エマ、アンナは追いかけっこをして楽しそう。カイ、フウト、ヒマリは軽々と木登りをしていた。 カエデは当番がお母さん(カナさん)でカエデが甘えて泣くシーンがちらほらあったり、無邪気に笑う場面も多かった。
ソウタロウはおにぎりを食べるのに時間がかかったが、遠くにいるリツを指差ししたり、食べ終わるとリツのリュックを持って向かったり、リツが好きなんだなぁと友情を感じる場面が多々あった。
帰り道は、フウト、ヒマリ、ソウタロウ、リツは相川さんと山道を歩く。イロハ、エマ、カイ、アンナは当番母と平坦な道を通って野村へ帰った。エマはイロハに「(2つ結びの)髪の毛かわいいね」と言って手を繋いで仲良く歩いていた。カイは母に早く会いたくて楽な方を選んだらしい。とにかく足が速くて1番に到着していた。
子どもたちは感情表現が素直でとても豊かで、素晴らしい存在だなぁとあらためて思いました。好き、楽しい、嫌だ、こわいなどすぐに表現して伝え合って子どもたちの関係を深めていく。見習いたいなぁと思ったし、子どもたちに教わることがたくさんあるなぁと思った保育時間でした。