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雷霆を告げる音

Bar/alternative[こんな日は]

2018.10.04 10:41

暇だ、暇すぎる。

今日は全然客がいない。

いやいるんだが、1人だけ。


こんな時は、勝手にお客さんで妄想するに限る。

見た目は、ボサボサ頭で白シャツに黒いネクタイにジーンズ、

その風貌、実は裏稼業で儲けてるのか?。


まさか、殺し屋か?

次元じゃないんだ、それはないか。


うん?電話か?

聞き耳を立てるのは失礼だ、食器を洗って会話を聞かないようにしよう。

だが気になる、何やら道案内のような事を話していたが

早々に電話を切ってしまった。


そうすると彼はトイレに向かった。


なんと、お客さんの会話を盗み聞きするなんて…

だか、トイレからなかなか戻ってこない

すると店の扉が開き、

ロングヘアー、黒のワンピース、赤いピンヒール、財布も入らないような小さなバッグを片手に

颯爽とこちらに歩む女性が1人。


彼女は、マティーニを頼んだ。


まさかトイレにいる彼と共謀してなにか企む女スパイでは?!

それか、彼と対等するエージェント…

謎は尽きない。


マティーニを彼女に差し出すと、

トイレにいた彼が出てきた。


「あっ!来てたんだ」


彼は彼女の隣に腰かけた。


それでは今日のお話が楽しめたなら、次のお酒を頼んでいただけたら嬉しいです。