MA FISH 私にとってのオルタナティブ
【STRAYA MA FISH】
5’10”-20.25-2.45
TINT GLASSING CUT RAP
For TOMOYUKI san
濃いめのグレーにブルーを少し混ぜたような
レジンカラーがめちゃカッコいいMA FISH
TOMOYUKIさんは48歳のベテランサーファー
コンペ系ハイパフォーマンスボードから浮力を上げたショートワイドなEPSを使い出したのが約5年前くらいでしょうか
そして今回が初のフィッシュのオーダーを頂きました
今ストレイでは40代半ばのコンペパフォーマンスを乗り続けてきたベテランサーファーのオルタナティブなボードへの乗り換えがとても多くなっていて、少しサーフィン界の社会現象(少々大げさ?)みたいなムーブメントになっています
流行り事や流行り物を好まない私がこの現象(当の私もその1人)をとてもよく思っている理由があります
それは、みなさんほとんどの方がまたサーフィンがとても楽しくなった、と言って若い頃のようにサーフィンにどっぷりハマっている感じがします
でもこの方たち、少し前まではどうだったでしょう
乗り慣れているプロスペックなコンペボードがだんだんキツくなり、かといって初心者みたいなサイズのボードに戻したくない
近年は短く浮力の強いモデルが多数リリースされているという事で買ったボードはだいたいが小波に適したモデルでどこかに違和感を感じながらサーフィンをしていた
なんて方ばかりではないでしょうか
俗にオルタナと呼ばれるカテゴリーのボードが
上記のそれらのボードと決定的に違う事
それは小波用という概念から生まれたボードではないという事
またオルタナと呼ばれるボードの数々のモデルは、コンテストの得点を基準に作られたボードではなく、限りないライディングスタイルをさらに色付けするかの如く、ボトムターンしてリップしてカットバックして最後コースターを当てる事を30年変わらずによかれと目指してきた悩めるベテランの40代をいとも簡単に少年に戻す、それは初めてバイクにまたがった時にも似た、得点や表彰が成功の舞台ではない、少年期に憧れたちょっと不良っぽさがその世界にあるような、そんな気がします
少なくとも私には、オルタナティブなボードの数々がバイクに見えギターに見え車にも見えます
どんなボードに乗って、どんな気持ちになろうかな
考えただけでもワクワクしちゃいますね
みなさんはどんな気持ちになりたいですか
私が作ったSTRAYAはHONDAやTOYOTAやポルシェやGIBSONやMARTINやハーレーダビッドソンではありませんが、カッコいい世界に憧れ続けた田舎の少年が今なおその世界を追い求める目でボードを作っています
シェイパーの栗原誠くんはその私の意思を真正面から受け入れてくれ、彼の持つ経験とスキルを注いで頂いています
機能や利便や効率が過剰に求められている時代に
40代半ばのオルタナティブボードのムーブメント
昭和40年代前半から50年代前半生まれ世代の不良少年達に、あの頃のゾクゾク感をご提供します
STRAYA MA FISH
¥118,000〜
*カラー、サイズによって価格変動あり
オーダー納期
約1.5ヶ月
#strayasurfboard
#straysurforiginalsurfboard
#fishboard
#twinfin
#twinfish
#ツインフィッシュ
#フィッシュ