「おばあちゃんとバスにのって」【バスに乗って大切なことを教わる】
おばあちゃんがバスを選ぶには訳がある!
「おばあちゃんとバスにのって」/作 マット・ラ・ペーニャ 絵 クリスチャン・ロビンソン 訳 石津ちひろ
「おばあちゃんとバスにのって」の主人公は、おばあちゃんと教会に行った後、バスに乗ってある場所に向かう。
主人公は、出かけることに気乗りせず、文句ばかり言うのだけど、おばあちゃんは、何を言われても迷わない。
”おばあちゃんはどうしてぼくよりさきにすてきなものをみつけちゃうんだろう”
という主人公の一言に象徴されるように、おばあちゃんが孫に伝えたようとしていることが、素晴らしい!!!
おばあちゃんの全ての選択に、意味がある!!!
おばあちゃんは・・・
・雨が降っていたら、雨の日にしか感じられないことがあるから、車に乗らずに傘をさしてバスを待つ。
・目が見えない人にしか感じられない世界を想像する
・スラム街の中で美しいものを見つける
などなど
同じものでも、見方を変えると楽しくなることを伝えていく。
おばあちゃんは、日常を楽しむ天才だ!
主人公は、バスを移動手段の一つとして捉えているんだけど、おばあちゃんは出会いの場、楽しいことがある、わくわくする場所だと考えている。
だから、”バスのほうがたのしいじゃない”と言う。
お話の中で乗るバスの運転手さんの特技は手品!
ワクワクな瞬間を準備してくれている。
ここまで特別なことじゃなくても、確かに、バスの運転手さんによって、バスで過ごす時間の心持は変わってくる。
バスって他にはない特別な乗り物なんだ!
移動時間を彩るのが、バスの運転手さんの役割の一つなのかも。
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バスの運転手を目指す方はバスギアエキスポへ!
バスギアエクスポ、冬の開催まであ2ヶ月を切りました。
東京会場は12月1日(土)
大阪会場は12月15日(土)
私も参加予定です♪
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そうそう、バスに乗って、くりはま花の国に行って来たら、今年は猛暑と塩害で、コスモスも他の植物も・・・
自然の脅威を感じずにはいられなかった。
これまでは、当たり前のようにキレイに咲いていたから、毎年見に行っていたけど、、、
来年、ポピーやコスモスがキレイに咲いてくれたら、自然に感謝しなきゃだ。
来年は見られると良いな。