sugino75 | njsチェーンリングに交換する
SUGINO
njsチェーンリング
SUGINOといえば、NJSパーツ供給をする自転車パーツメーカーで、言わずと知れた大御所。
SHIMANO(シマノ)の「DURA ACE(デュラエース)」と並んで、「SUGINO 75」や「SUGINO ZEN(禅)」が有名ですね。
チェーンリング規格
njsのチェーンリングには、現行"PCD144"の規格が採用されています。(古いものではBCD151とかもありますが)
※【PCD】と【BCD】はどちらも同じ意味をあらわしてます。
※PCD(BCD)=「チェーンリングとクランクを固定する、ボルト間の長さ」
一応、SRAMパーツ群なのでそんなに悪いものでは無いです。
しかし、真円の出具合が今一つです。
チェーンラインが多少ズレているのが、当初から気になっていました。
当たり外れはあるようですが、私のクランクセットに着いていたこのTRUVATIVのチェーンリングは今ひとつでした。
※チェーンリングの取り外し/取り付けに着いては、>>過去ログ<<をご覧下さい。
NJSチェーンリングの装着
個人的に、NJSパーツで足回りを組む時、このフィキシングボルトは必ず使っています。
装着した状態がこちら▽です。
OMNIUMクランクに最初からついてる"TRUVATIV"は【48T】。
今回の"SUGINO75"は【49T】。
デフォルトのチェーンリングに比べて、歯数が1つ多いだけです。
しかし、やや重厚感が増した印象です。
今回のチェーンリングは【49T】を選択しました。
コグは【17T】なので、ギア比は約2.88。
街乗りにしてはややスピードも出る、快速仕様です。
※ギア比に関する>>過去ログ<<
NJSチェーンリングで体感できること
スギノとシマノ
「スギノ」は「シマノ」の製品に比べて、どっちかと言えばストリートピストで人気な印象です。
特に「SUGINO ZEN(禅)」はグラフィックもクールなので、国内だけでなく海外のライダーにも人気がありますね。
「禅」のシリーズではNJSパーツの物とNJS認可外のパーツがありますが、どちらも性能は抜群です。
少なくとも、完成車についているモノと交換したとき。
違いはすぐに感じられると思います。
一方、シマノはイメージ的に「レース機材」といった雰囲気。
主観的にですが。
決して華やかな雰囲気はないけれど、走りの為に無駄を省いた本質的なパーツ。
そんな印象です。
実際、NJSピストフレームにシマノ「デュラエース」のクランク&チェーンリングを装着していますが、チェーンラインが「ピタッ」と決まっていて、加速もスムーズ。音も静か、というか、足回りから異音がしたことが全くありません。
NJSチェーンリングの精度
NJSパーツのチェーンリングは、やはりレース機材であるゆえに真円度の精度が高く、廉価品のチェーンリングに比べて「リングの"歪み"」が見受けられません。
よって、自然とまっすぐなチェーンラインに近づき、チェーンの「ねじれ」が少なく、素直に踏み込みが伝達されるのを感じます。
僕程度のホビーライダーでも、その違いは「スピードのノリ / 加速」などの感覚として受け取ることができます。
NJSチェーンリングといえば、シマノとスギノ。
いずれにしても、NJSパーツは精度に優れ、国産ならではの「ものづくり」を感じることができる、素晴らしい製品だと思っています。
(所有欲もかなーーり満たされるしね笑)
アメリカやイタリア、海外のメーカーパーツもそれはそれで素晴らしいものだけど、日本の物作りはやはり本物です。
日本刀もしかり。道具/モノの本質をつきつめた物体は、美しいものです。
miki