末吉vs三代だけじゃないぞ! 第577回ダイナミックグローブ
先週は5連休をいただいて新人王準決勝にDANGANを後楽園ホールへ。そしてRIZINをPPVで視聴と格闘技漬けの連休にお腹いっぱいに。
そんな今週末も月初のお楽しみダイナミックグローブが行われます。
注目はなんといってもメインの末吉vs三代の統一戦なのですが、今回はアンダーカードに目を向けて!
メイン以外も好カード連発!
スーパールーキー中野幹人デビュー!
アマチュアボクシングの名門、東京農業大学出身で5度の全国大会優勝を誇るスーパールーキーが帝拳ジムからデビュー。初戦はタイ人が相手ですがポテンシャルの高さを見せてほしい!
尾川、末吉、正木に次ぐ帝拳Sフェザー級の実力者波田!
完。全決着男波田大和。5月現日本フェザー級1位にして世界ランカーの阿部麗也(KG大和)に勝利している草野と対戦。試合巧者の草野に苦戦するも最終8Rにラッシュを入れ見事TKO勝利!なかなか日本ランカーとの対戦にありつけずランク入りは果たせないものの実力は折り紙つき。2018年最終戦もKOで締めくくりたい。
白熱する日本ウェルター級戦線!新旧全日本新人王対決!
今月21日に福岡で行われる別府vs永野に注目が集まりますが、今回のこの試合も今後を占う重要な一戦。
2016年の全日本新人王豊嶋。日本ランキング入りも果たし、唯一の黒星の相手海藤(シュウ)に昨年リベンジマッチに挑むもカウンターをもらいまさかのダウン。そのご巻き返しも虚しく敗戦。今年3月、7月連続KOで今回の一戦に挑む。
豊嶋の8代前の2008年の全日本新人王が尹。昨年の挑戦者決定戦で現王者の矢田に、今年2月韓国でWBAアジアイースト王者に挑戦するも共に敗北し現在2連敗中。過去ベルトまであと一歩の所に何度も到達するも獲得ならず。
ハードパンチャー豊嶋とのハイリスクハイリターンな一戦に挑む。
フライ級20歳の怪物中谷が選んだのは日本タイトル!
2015年デビュー後破竹の16連勝。全日本新人王、ユース王者と着々とタイトルを増やし世界ランクもWBC4位に位置付ける中谷の次なる標的をどこに絞るか注目が集まりましたが日本王者に定めたようで今回は来年春に行われるCC出場権をかけた一戦。
その相手は真正ジムの小坂。15勝4KO4敗2KOの戦績を誇る23歳。高い勝率を誇りますが4敗は全日本新人王決定戦で山下賢哉、現Lフライ級日本王者久田戦、日本王者挑戦経験のある星野、そして前戦のOPBFタイトルマッチとここ一番で勝ちきれない印象。今回中谷相手にそれを払拭できるか。
勝者は来年現王者の黒田への挑戦権を得るのですが黒田は11月にタイでIBF次期挑戦者決定戦に出場。この試合に勝利すれば日本タイトル返上は確実。そうなった場合この試合の勝者vsその時の日本ランク2位の対戦になるのですが日本ランクを見回すと、3位に長嶺、4位に粉川、5位にユーリ阿久井と続きます。どの選手が選ばれても魅力的なカードですが10月に世界ランカーと試合が控えるユーリが勝利した場合はユーリが有利なのかなと?(ナンツッテ)
なんにせよ群雄割拠の日本フライ級戦線。この試合から色々始まりそう。