人の手から生まれるもの
にじいろおんがくかいに向けた、ワークショップ。
参加したい!という方がたくさんいらっしゃったおかげで、当初の開催予定から、日程を増やし、4回のワークショップ開催をさせていただきました!
10/3の最終日も、カラフルでかわいいチュチュスカートがたくさんできあがりましたよ〜。
4回にわたるワークショップには、1歳から3歳くらいの女の子がたくさんきてくれたのですが、自分でスカートの色と、ベルトの柄を選ぶ子が多かったように思います( *´艸`)
お子さんが選んだ色で、お母さんが糸と針を使ってチクチク縫い付け作業。
できあがったスカートを身につけた子は、みーんなキラッキラの笑顔に!モールで作ったティアラをつけたら、鏡で確認したがる子が続出(笑)。スカートを履いたまま帰っていく子も多くて、本当に嬉しく、たまらなく幸せな気分にさせてもらいました〜♡
そして、お母さんたちの「できたー!」という達成感溢れる声も、とっても嬉しかったです!
子どもたちも「できたー!」は嬉しいし、大人になっても「できたー!」は嬉しいものですよね。
にじいろおんがくかいvol.1、vol.2の、公演前に行ったワークショップから、今回、初めて、事前ワークショップを開催した経緯には、『なにかを自分の手で作る』喜びをたくさんの人と味わいたいという思いがあったからです。
“なにが正解かわからず、なにがゴールかわからない、子育て”の期間では、ただ目の前の単純作業に没頭して、何かを完成させるという達成感は、どんな小さな完成物でも、とても大きな喜びになると思うのです。私が、北区子ども・子育てプラザで、手芸サークルを立ち上げていた時、週に1度、手芸好きの仲間と集まり、各々好きなものを作って完成させるという時間が、自分にとって、本当に癒しの時間でした。編み物でも、洋裁でも、ビーズ手芸でも、プラ板でも、なんでもいいから好きなものを作る時間にしよう!と集まったメンバーは、今思うと、『自分の好きなもの、好きなこと、好きな時間を作り出せる』、“たのしみ”上手な人たちだったような気がするのです。
にじいろ広場のスタッフメンバーには、手芸サークル仲間だったメンバーも関わってくれているのですが、同世代の子どもをもつ親だけでなく、世代を超えた、もっともっと“たのしみ”上手なメンバーが、続々と集まってきてくださっています。手芸の趣味だけではなく、音楽の趣味をたのしむ仲間と一緒に、イベントを『自分たちの手で作って』います。
『なにかを自分の手で作る』ことが好きな人は、“たのしませてもらう”ことより、“たのしみ”を見出す力が強いのかもしれないな〜という気もします。
『にじいろ広場』と『にじいろおんがくかい』は、そんな人の手から生まれている会です。10月15日月曜日、ハーモニーホールで、みんなと大きな声で「できたー!!!」と気持ちよく叫べるように、まだまだ準備、がんばります〜!