医療用マリファナの効果
嗜好品は主にリラックス目的で使用されますが、医療用マリファナは疾患に対してどうして、そして何にそんなに効くのか。
また、CBDを多く含む品種を用いる医療マリファナは、CBDと同じ効果があるのか居着いても簡単にわかりやすく解説いたします。
合法な国
世界には、マリファナというものがあります。
日本ではマリファナを所持しているだけで逮捕されてしまいますが、世界にはマリファナが合法化されている国がも。
マリファナとは、今までは日本では麻薬と言われてきました。
近年合法化が進み、カナダやイスラエル、ベルギーやオーストリア、オランダ、イギリス、アメリカなどですでに合法化。
マリファナは、医療用としての歴史が深いもので、アジアでは紀元前700年頃から中国の呪術者が医療目的として利用していました。
その記録は残されています。
中国やインドでは、マリファナの麻酔性が紀元前から知られていました。
そして、医療用として活用されていたのです。
マリファナの医療効果
マリファナは、慢性疲労症候群や慢性疼痛、ガンの化学療法などの緩和のためにも使われており、
・鎮痛作用
・鎮静作用
・催眠作用
・食欲増進作用
・眼圧の緩和効果
・嘔吐の抑制
などの様々な効果があります。
多くの場合は、乾燥大麻を処方されます。
一般的な摂取方法は喫煙です。
マリファナと同様に、パイプにつめてから燃焼させて、成分を吸収します。
モルヒネには同じような効果がありますが、鎮痛効果がなかなか出ない難病クラス症状には医療用マリファナが効果があると言われています。
現在、カナダ、オランダ、アメリカなどでのいくつかの州では、治療に用いられています。
アメリカは、大麻草を科学的かつ社会理論的に検証してきました。
そこで、250種類以上もの疾病に効果があることもわかっています。
嗜好品として使うマリファナとの違い
医療用マリファナと嗜好用マリファナは、同じ天然のハーブで違いはありません。
ですが、使用目的が全く異なり、栽培や取り扱いの方法が違うのです。
特に大きな違いといえば、品質の安全性や体の弱った患者に対して、大きな影響を与えてしまう衛生管理上の問題があり、オランダやカナダでは供給しているマリファナに、絶対的な条件を課しているような規制があるところでしょか。
薬物管理政策局では、医療面の効用を否定する声もまだあります。
日本では、医療に関する効果があったとしても、マリファナはイメージが悪いでしょう。
ですが、嗜好品として使うマリファナと医療用マリファナは、事実上異なるのです。
日本では医療用としてもマリファナは使用禁止ですが、以前ブログでも述べた通り、栽培まで合法化している国もあります。
効果のしくみ
THCは受容体と結合することによって陶酔状態、いわゆるハイの状態になります。
一方でCBDは、受容体とは結合しないため、向精神作用は起きません。
カンナビノイドと受容体が結合することにより、食欲、免疫調整、感情抑制、痛みの抑制、運動機能、発達と老化、認知と記憶、神経保護などを調節しています。
しかし、外部からの強いストレスや老化が原因でその作用は低下。
そうなると、体に様々な悪影響が出るのです。
THCとCBDによってその人体内部で生成されるカンナビノイドを補うことができるというのが、私たちの体内で効果を発揮する基本的な仕組みです。
私は、このカンナビノイドが補われるとどれだけ体が正常に戻るかを体感しています。
具体的なCBD=医療大麻の効果
これまで治療が困難だとされてきた、癌や認知症、アルツハイマー病、心臓疾患、糖尿病、自己免疫疾患などに効果があるとされています。
特にCBDは小児てんかんの医薬品として開発が進められており、すでにアメリカではCBDによって、子供のてんかんの症状が劇的に改善したという報告が多数報告されており、今秋、新薬も発売予定。
その他にも、メンタルを安定させたり、痛みを和らげたり、心を落ち着かせたりする効果があるのです。
健康な人はより健康に
この医療大麻に使われる、CBDの成分を使った製品が、オイルやリキッドなのです。
CBD=医療大麻、という理解で間違いありません。
ここまで挙げてきたような病気だけでなく、普段の生活の質を上げるという身近な利用方法ももちろんあります。
夜に服用すればリラックス効果で、普段なかなか眠りにつけない不眠症に悩むような人も快眠を得られたり、人間関係などに心配事があり落ち着かなくても、CBDオイルの効果で心が軽やかになります。
他にもダイエットや美容にも効果があると言われており、海外や最新情報に敏感な人たちのあいだでは、家族で使用することも増えています。
「病院に行くか迷ってるけど、調子が悪い」という症状の方にCBD(医療大麻)がぴったりな処方箋です。