原因不明の不調が起こったときにやってはいけないこと

原因不明の不調が起こったときにやってはいけないこと。

それは、「原因探し」です。

健康に関する情報は溢れすぎているために、

多くの人はすぐさま情報を探しにいこうとしますが、

その行為は不健康だといえます。

原因がわからないことの不安がその衝動を引き起こしますが、

探せば探すほど、

どれも最もらしく感じられるし

どれも当てはまっているように思えるために混乱が不安を助長します。

結局は、その不安が病を生み出すので

最初に感じた不調に「原因確定」を自らしてしまうのです。

そこそこに年齢を重ねれば不調が起こることもあり得ますが、

それは確実なサインであることを一旦受け取ってみてください。

身体は人生を現しています。

人生に色々なことが起こるように身体にも不具合が起こることがある。

人生が行き詰ったとき、

痛みと向き合うことから逃げて走ると破壊まで行き着くように、

身体の声を無視して走ると壊れるのです。

壊れないために原因を探すのだと思うのですが、

自分にとって本当に必要なことが何かを知るために

一度立ち止まる選択をしてください。

世間にある情報は

症状に対して何をするかを説いていますが

大事なことは、

自分の身体が求めていることを見極めることです。

答えを外側に求めると、

やることが多すぎて中途半端な結果に終わったり

やりたくないことを耐えながら努力をしてエネルギーを浪費したり

かえって身体に痛みを与えることになります。

決して不調であることをダメなことだと判断しないでください。

不調や痛みがないことが健康ではありません。

その考えは、多くの不健康な人を生み出していきます。

痛みもあれば喜びもある。

喜びだけを求めようとせずに痛みを受け入れると結果喜びを感じられる。

身体も同じです。

原因不明の不調は、

自分の身体への信頼を取り戻すチャンスだと思ってください。

Hatsumi/Bodymaster