「これを使えばイギリス人っぽい」イギリスでよく使う挨拶
以前、「イギリス英語とアメリカ英語の違い」の記事で、単語やアクセントの違いについて書きました。
それ以来、他にどんな特徴が…と観察していたのですが、単語だけでなく、挨拶もイギリス特有の表現があることが分かりました。
曲がりなりにも(?)会社に行っているので、毎日何回も聞きます、挨拶。
Are you alright? / Are you okay?
見知った人に出会ったときの、第1発目の挨拶。要は、「How are you?」です。
私ははじめ、この挨拶をちょっと違うニュアンスで受け取っていました。
だって、直訳すると「大丈夫?」じゃないですか。朝から「大丈夫?」って、どんだけ心配されてるんだ…みたいな。笑
こちらで会社に行き初めて2週間くらいは、(まぁまだ慣れはじめだから、みんな心配してくれてるのかな…)って思ってたのですが、数か月たっても言われ続けるので、だんだんこれはフツーの挨拶なのだということに気づきました。男女ともによく使う表現です。
Hiya!
HelloとかHiとか、要は「こんにちは」の意で、カジュアルな表現です。発音は「ハィヤ!」という感じ。響きが可愛いです。
使うタイミングも、HelloやHiと同じと考えて大丈夫です。一番私が聞く場面は、カフェのカウンターで注文するときかなぁ。「Hiya!」と店員さんに挨拶してから、注文する場面をよく見ます。
これも男女ともに使います。
Cheers!
どんな意味だと思います?たぶん、イギリスにそこまで縁がなければ、「乾杯!」という意味が一番しっくりくるんじゃないでしょうか。私もそう。
イギリスではこのCheers!がとても便利で、なんとサヨウナラの意味になったり、アリガトウの意味になったりします。カジュアルなので、「Bye」とか、「Thanks!」という感じでしょうか。友だちとの別れ際によく聞きますね。
もちろん、乾杯のときにも使えます。
ただし、あまり女性は使わないので、おそらく少し男性っぽい言い方なのだと思います。日本語だと、「またな!」とか、「(何かをしてもらって)悪いな!」みたいなニュアンスかしら。
ちなみにこれらの表現は、電話口でもよく使われています。
わたしはまだまだイマイチ慣れないので、毎朝カフェで「Hiya!」の練習をしている…。