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Fashion source: Daily Journal

映画『パディントン』1(2014)&2 (2017)|『SING』(2016) 鑑賞。

2018.10.06 14:55

 秋の夜長になんとなく動物の映画が観たくなって、2週連続でアマゾンプライムです。もうアマゾンプライムさえあれば、家の中は飛行機の映画観放題と変わらないことになってしまいますね。スマホからミニプロジェクターに投影して鑑賞です。まずは、イギリス映画『パディントン』1&2を連続鑑賞しました。映画好きの母がオススメしてましたので。

 1は、ペルーからロンドンを目指してやってきたクマの家探しの物語です。(笑) たどり着いた『パディントン』駅で、やっと出会った親切なブラウン夫人に“パディントン”と名付けられ、都会暮らしが始まるのですが、野生のクマですから、トイレとかお風呂とかもどう使うかわからないですし、大失敗の連続。でも奇跡的にヒーローになれる出来事が起きて、だんだんとみんなと仲良しに。しかし、いつまでもブラウン家にお世話になってはいけないと、パディントンは、家を探すことに・・しかしまた事件に巻き込まれて・・。

 思っていた以上にハチャメチャな感じで、コメディー映画だったんですね。突然のハリーポッター風味や、英国調インテリア、服装など、イギリス映画っぽさが随所に現れており、目も楽しめます! 

 2のほうは、ブラウン家の人々と幸せに暮らすようになったパディントンが、お世話になったルーシーおばさんの誕生日に、ロンドンのことがよくわかる素敵な飛び出す絵本をプレゼントしようとアルバイトを始めるのですが、その本が何者かに盗まれてしまって、でもパディントンが怪しまれて、囚人になってしまうのです。そんな、無実の罪を負わされた牢獄でのパディントンの生活が見られます。(笑) ここでの描写は、なんか、『ムーンライズキングダム』のウェス・アンダーソン監督が作ったみたいな風味で、シンメトリー感、チームワーク感、構図など、視覚的にとてもおしゃれで楽しめました。イギリスといえば、ヒュー・グラントですね。イギリス人ジョークなども、声出して笑えるところばかりの面白さ!

 個人的には、パディントンが怒りを表すとき、念を飛ばすところが、ウケました。まるで、サードアイに意識を集中させて、本当に嫌な顔をして相手を観るのです。(笑) この顔、ぜひ見てほしい!


 さて、『Sing』はアメリカ映画ですね。アニメーションですが、吹き替え俳優陣がすごいです。『インターステラ』のマシュー・マコノヒ、セクシー吹替担当といえば、(笑)スカーレット・ヨハンソンの声もします! 日本語吹き替え版は、『MISIA』が歌っているところもあって、こちらもすごいらしいですよ。私は字幕版のほうのみ鑑賞しました。

 のっけから劇場は経営の危機なんですけど、さらにどん底まで落ちて、もう上がるしかない映画。転落の仕方がすごすぎて、生きているほうがびっくりですよ。なんかThe Greatest showmanの動物版という感じもありましたが!「怖さに立ち向かう勇気」を与えてくれる映画です。タイトルが、SINGだけあって、どこかで聞いたことのある曲もたくさん流れて、最後の"Don't Worry Bout A Thing"は、歌えるようになりたいなと思いましたね。そうそう、ひつじが「ライフコーチ付けてるんだ」って話してました。アメリカでは普通なんでしょうね。

 「怖いことに進んで行ける力」人生に奇跡を起こすには、必要な力なのかもしれませんね。前進することができた人だけが体験できるマジックをこの映画で追体験できるかもしれません! 以上、秋の夜長にオススメ癒し系3本でした。