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歴史が許すことを許さない

2023.12.06 13:09




わたしたちが歩いてきた歴史があります。



歴史のデキゴトに照らし合わせて

現在目の前で展開されているデキゴトへの

感情の「反応」が自然に起こるようになっています。



あのときいい思いをしたから

今回もきっとそうだ

あのとき最悪な思いをしたから

今回もきっとそうだ



おそらくわかっているんです。

いま起こっていることと、

カコに起こったこととは

別物だと。





しかし、タイムラインで繋がっている

という認識で生きている以上、

「歴史は繰り返される」という呪縛から

離れることはできません。




同じことが「また」起こったらどうするのだ。

わたしたちは歴史から学ばなければならない。

再び繰り返されることがないように。




歴史から何を学んだらいいんだろう。

残すべきレガシ―はどれなのか。




同じ屈辱を味わうことのないように

先に相手を攻撃すること、なのでしょうか。

それとも、

あの屈辱を味わったけれど

年月を経て歩み寄り

今だけを見つめて許すこと、なのでしょうか。



いくら許そうという気持が

ほんのわずかあったとしても

これまでの歴史が

簡単に許すことを許さないのだと思います。



過去の亡霊が

それを許さない。

亡霊とは、

わたしたちのご先祖の

残穢(ざんえ)です。



自分たちの雪辱を子孫が晴らしてくれるまで

とりついて離れない。

その残穢と同期する低い周波数を

発しているのが肉体を持つ人間です。



肉体を持つ人間同士が戦っている

その背後には

歴史の中で恨みを晴らし切れない亡霊が

互いに足の引っ張り合いを続けさせています。

ハッピーエンディングを迎えるなんて

許さないと。。。






歴史を知ることは大切です。

過去にどんなことがあったか

どんな経緯でそうなったか。

再び過ちを犯さないために。



けれど、同時に受け継いだ歴史の

別の側面が

今に生きるわたしたちを

苦しめているのも事実です。



どこで線をひいたらいいのだろう。

人類が一斉に記憶喪失にでもなって

リセットされたら

もう二度と争いは起こらないのかな。



それでもまた争いは起こるだろう。

相手のことがわからないという

”オソレ”がなくならない限り。

傷つけられた”イタミ”が残る限り。

勝つ快感と、

負ける悔しさがある限り。




今できることは

ひとりひとりが

自分の歴史の中にある

喜びに焦点を当てることだけだ。

苦しくても勇気を出して

喜びに焦点を当て続けると決めて。




光の大元が人間に争いを求めたことは

一度もない。





Thank you for reading my blog.

Sofie KT.