ラブレターを筆で書く
2018.10.11 21:35
書家紫舟さんのLove Letter Project 、
この日は紫舟さんのワークショップがあり、ドキドキしつつ恵比寿に向かいました。
エントランスを越えると、飛び込んでくるド迫力の紫舟さんの書。
ベートーヴェンの言葉を廃材に書いた作品
ワークショップでは、すぐ隣で紫舟さんの筆の運びを見ることができました。
とにかく、意識を集中させて書くことが大切だといった話をされていました。
自身の伝筆の活動にヒントになる話も聞くことができて、思わぬ収穫でした。
ワークショップに申し込んだものの、“果たして、書道のワークショップに参加して意味があるのか…”、もやもやしていたものはどこかへ吹き飛んでいってしまいました。
興味のあることを体験する、それは、なにがしかプラスになるものであるとあらためて思いました。
紫舟さんが普段使っている、穂先の長い、信じられないくらい細くて柔らかい筆を実際に手にとらせていただきました。
こんな華奢な筆で、どうしてあのような迫力のある文字が書けるのだろうか。驚きでした。
赤いワンピースに赤いヒールの装いがお似合いで、それはそれは美しい方でした。
わたしが書いたとある友人にあてた短い手紙を、
紫舟さんの書の前で、プロのカメラマンさんが撮影してくださいました。
実り多き、書に親しんだ一日でした。
自分の心にある、形のない想いや気持ちを、伝筆(つてふで)という見える形にして、大切な人へ、大切に伝えます。
文字を描くのに年齢制限はありません。
50の手習いと言われるように、50歳からでも60歳からでも「生涯の技術」として、
伝筆をはじめていただけます。
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なみおか恵美