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モアレコのセレクトの中で<Pitchforkで8点以上>を獲得した作品をご紹介!

2018.10.08 11:08


今回は、いつもと違う角度から音楽を紹介したいと思います!


みなさん、CDショップや記事で

「Pitchforkで〇〇点獲得!」

って見かける事よくありませんか?


Pitchforkはアメリカの最大級の音楽メディア。

1995年、ピッチフォークは当時高校生だったライアン・シュライバーによってアメリカ・ミネアポリスで設立。その後1999年に本拠地をシカゴに移し、2000年代を通して大きく成長し、現在では世界で最も影響力のある音楽メディアと言われるまでに成長。

2005年からは「Pitchfork Music Festival」(最初の2005年はIntonation Music Festival)を毎年夏に開催。現行インディー・シーンのツボを抑えたラインナップに定評があります。



その中で、リリースされた新譜、再発盤のアルバム、EPを毎日10点満点で採点していくのがアルバムレビュー。

「Pitchforkで〇〇点獲得」はその獲得点のこと。

この点数の付け方が厳しく、8点以上を獲得するのはかなりの困難。

毎月1枚出るかどうかという厳しいレビューです。


他のメディアでも多くみられる「音楽に点数を付ける」ということ。

選んでる人の好みなどが入るだろうし、それが全てとは思いませんが。。

でも「Pitchforkで〇〇点獲得」という評価がきっかけで「それじゃ聴いてみようかな」となる指標になるなら、それも一つの音楽との出会いの方法なんだと個人的には思います。

何せあまりにも情報が多くて分からない時代ですから。



というわけで、今回はモアレコのセレクト作品の中で、

<Pitchforkで8点>以上を獲得した作品をご紹介して行こうと思います!






Sandro Perri 『In Another Life』

トロント・インディーシーンの最重要人物サンドロ・ペリ。

Pitchforkの2011年トップ50に選出された前作より7年振りのソロアルバム。

Arthur Russell、Milton Nascimentoに憧れた男が辿り着いた一つの軌跡。






Let's Eat Grandma 『I'm All Ears』

18歳のマルチインストゥルメンター Rosa Walton と Jenny Hollingsworth、10代のエクスペリメンタル・ポップ・デュオ。プロデュースを担当したのはザ・エックス・エックスやフランク・オーシャンを手掛けるデイヴィッド・レンチ。






Kate NV 『для FOR』

ロシアはモスクワをベースに活動する才女Kate Shilonosova(ケイト・シロノソヴァ)によるソロ・プロジェクト。敬愛するイタリアのミニマル作曲家Piero MilesやDaniel Bacalovカナダのエレクトロニック〜クラシカル・コンポーザー、Ann Southamそして吉村弘などに影響を受けた、ぐっと抽象的でミニマルなエレクトロニック〜アンビエント・ミュージック。







Damien Jurado 『The Horizon Just Laughed』

地元シアトルでカルト的な人気を誇り、20年以上コンスタントに作品を発表し続けているローファイ・インディー・SSW。彼の暮らすシアトルの深い森の湿度を肌に感じさせてくれる、幽玄の世界が目の前に広がるかのような楽曲たちが、美しきコラージュのように集められた作品。






Big Thief 『Capacity』

ギター&ヴォーカルのAdrianne Lenker、ギターのBuck Meek、ベースのMax Oleartchik、ドラムのames Krivcheniaの4人組バンドの2nd。メディアがこぞって絶賛した名盤。日本での評価が少ないのは残念過ぎる作品。




まだまだ沢山ありますが今回はこの5作品。

音楽は点数が高い低いではないですが、あくまで評価が高い作品という意味で聴いてみるきっかけになればなぁ~と思います!



ちなみに、今まで10点満点を獲得した作品って気になりません?


ということで調べてみました。


ざくっと紹介しますと、

Radiohead 『OK Computer』

Nirvana 『Nevermind』 

My Bloody Valentine 『Loveless』

The Stone Roses 『The Stone Roses』

The Smiths 『The Queen Is Dead』 

Television 『Marquee Moon』

Neil Young 『After the Gold Rush』

Joni Mitchell 『Blue』

などなど。


なるほどなるほど、まさに名盤と言われる至高の作品たちでした!