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なんこ科学探検部

「地震の教室」を見学してきました

2018.10.08 08:46

2018年10月8日(月・体育の日)、福島県郡山市の中央公民館で開催された日本地震学会によるアウトリーチ講座「地震の教室(教員向け)」と「地震の教室(親子向け)」を見学してきました。

教員向けの教材紹介では、いろいろな実験が紹介されていました。おなじみの小麦粉とココア粉の地層に断層をつくる実験(写真・上)のほか、芋羊羹の断層実験は断層ができる瞬間の開放感(力が抜ける感じ)が印象に残りました。手作りの大森式地震計(写真・中)のセンサーが光学式マウスだったのには感心しました。実際の地震波形を授業に活用する方法の紹介もありました。弁当容器の蓋に等高線を描く地形立体模型では、天気図の等圧線を描いていたのが印象に残りました。それは、高層天気図の等高線の方が直感的に分かりやすいかと思いました。そして、JAMSTEC の寒天を使った地震波の伝搬実験(写真・下)は、いつ見ても綺麗でした。

親子向けの講座で作っていた地震計は、磁石とコイルを使って誘導電流を測定するコンパクトなものでしたが、感度がとてもよかったです。

会場で丁寧かつ親切に説明してくださった先生のみなさんにお礼申し上げます。