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マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』蜜月島mission 11-①

2018.10.08 23:00

青い海、美しい珊瑚礁。




どこまでも続く遠浅の白い砂浜。




マリーナを出港して手元の時計で5日目の朝にこの島にたどり着いた。




砂浜の奥に小さな湾があり、コンクリートでできた桟橋がある。




大海原へ出て船は真っ直ぐ進み、荒天に見舞われることもなく順調に航海を続け、吸い込まれるようにこの桟橋に着岸した。




クルーザーに備え付けてあった冷蔵庫には、十分な水と食料が積み込まれていて、空腹に悩まされることはなかったが、二人のiPhoneはすぐに使えなくなった。




人工の桟橋があるということは、人が住んでいるんじゃないか?




期待を胸に島へ上陸して最初に目に飛び込んできたのは白いコテージだった。




「俺周辺を見て来るから、隆二はコテージを訪ねてみて」




「わかった、気をつけてね」




一旦相方と別れて、隆二はコテージの扉をノックした。




「すみません!誰かいませんか?」




強い日差しが照りつけ、じっとしていても汗が滲んでくる。




どうやら南の島のようだ。




コテージ裏に鬱蒼と茂る南国特有の植物もそれを物語っている。




新しく作られたコテージではなさそうだ。




所々木材が風化したような跡が見られた。




中から返事がないのでゆっくりとドアノブを回してみた。




鍵はかかっておらず扉が開いたので、

隆二は中へと足を踏み入れた。





to be continued…