鴻雁来 こうがんきたる
2018.10.08 12:22
今日も一日お疲れ様でございました。
本日は祝日でした。
久しぶりに、夫と娘と三人で食事をしました。
九月はお日様を拝ませて頂ける時間が少なかった様に思います。
ここ数日は、スッキリと晴れ渡る青空が見えました。
爽やかな風も吹いて、とても気持ちの良い日々です。
今日から候は、「鴻雁来 こうがんきたる」。
夏前の「鴻雁北 こうがんきたる」と対になった候です。
段々と朝晩の冷え込みが始まり
つばめなどの夏鳥が南へ帰ります。
入れ違いに、
春に北へ帰って行った冬鳥が
再び日本へやって来る頃だそうです。
ちょうど雁が渡ってくる頃に吹く北風は
「雁渡し」と呼ばれ、秋の季語になっています。
この風が吹き出すと夏も去り、
海も空も、青色が冴えてくるので
「青北風 (あおきた)」とも呼ばれる、とか。
今日の青空はそれを表現していたのか、と
納得です。
よくこの様な美しい言葉に表現したものだと
感心しきりです。
食事が済み、家路に向かう
夕方の日の入りの時間も、すっかり早くなりました。
今年も早いものでいつの間にか、既に十月。
本当に、当たり前のことですけれども
全ては移り変わっていきます。
私の父の故郷の秋田から
今年の新米が届きました。
有難いです。
どなた様もどうぞ良い夜をお過ごしくださいませ。