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ZIPANG-7 TOKIO 2020「海洋ごみ(ビン・ガラス)」の再資源化について協働開始!瀬戸内海の地域共生と豊かな彩りを目指して

2023.12.10 01:45


NPO法人クリーンオーシャンアンサンブルと有限会社ランドベル


瀬戸内海の地域共生と豊かな彩りを目指して
海洋ごみ問題解決に向けて活動するNPO法人クリーンオーシャンアンサンブル


漁師網を使って開発した回収装置。小豆島で海洋ごみの洋上回収に成功



当団体の回収装置で捕捉した海洋ごみ


海洋ごみ問題解決に向けて活動するNPO法人クリーンオーシャンアンサンブル(香川県小豆郡小豆島町、代表理事:江川裕基)と有限会社ランドベル(本社:広島県尾道市/岡山工場:岡山県笠岡市、代表取締役:藤川太一)は、当団体が回収する海洋ごみ(ビン・ガラス)の再資源化について協働を開始いたしました。


当団体メンバーによる有限会社ランドベルの岡山工場見学の様子(左前:藤川代表取締役、右前:江川代表理事、後左から:横田、大西、モハメド)


海洋ごみ回収にかかる課題

海洋ごみは、生態系を含む海洋環境の悪化、漁業や観光への影響など、様々な問題を引き起こしており、世界全体で取り組むべき課題となっています。


2022年の経済協力開発機構(OECD)の報告によると、2019年には170万トンのプラスチックごみが海洋に流出していたとされています。また、2050年には海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を超え、2060年までには世界で排出されるプラスチックごみの量は約3倍となり、そのうちリサイクルされるプラスチックごみは5分の1以下になると予測されています。


当団体では、香川県小豆島の多尾海岸で毎月ビーチクリーン活動を行っています。
2020年8月からこの活動を開始し、3年以上経った今、回収した海洋ごみの総重量は1,500キロを超え、多尾海岸にも多種多様な海洋ごみが海上・海底・海岸に存在していることが明らかになりました。


これまで当団体が回収した海洋ごみの内訳は、廃プラスチック類が非常に大きな割合を占めており、次いで金属、ビン・ガラスなどとなっています。


今回、当団体と有限会社ランドベルが協働で再資源化を進めていくビン・ガラスは、廃プラスチック類と比較すると重量ではあまり多くはありませんが、ビン・ガラスが自然界で分解されるために必要な期間は100万年以上と言われており、決して見過ごすことのできない海洋ごみの一つです。


また、ビン・ガラスは波にもまれて角の取れた小さな破片と細かくなり、近年では「シーグラス/ビーチグラス」と呼ばれ、アクセサリーなどで再利用されることもありますが、その再利用量はごくわずかであり、より効果的な再資源化が望まれています。


NPO法人クリーンオーシャンアンサンブルにおける海洋ごみ回収実績


多尾海岸に漂着した多種多様な海洋ごみ


有限会社ランドベルとは

有限会社ランドベルは、2006年4月に設立し、産業廃棄物の収集運搬・コンサルタントを主な事業として成長を続け、2026年12月に岡山工場を建設し、廃ガラスの再資源化に取り組む企業です。同社の廃ガラス再資源化プラントでは、全自動で「スーパーソル」と呼ばれる人工軽石を製造しています。


「スーパーソル」とは


有限会社ランドベルの「スーパーソル」の製造工程


廃ガラスを粉砕、焼成発泡させることで生まれた人工の多孔質軽量発泡資材である「スーパーソル」は、地球にやさしい土壌還元型資材であり、透水性・保水性に優れ、耐火性を兼ね備えている人工軽石です。


また、製造工程において、用途に合わせ比重・吸水率を自由にコントロールすることにより、緑化・断熱・園芸・水質浄化・建築・土木など、多くの用途で活用でき、資源循環型社会構築において必要不可欠な高い付加価値をもつ製品です。


加えて、足で踏むと音が出る防犯砂利としての機能を持ち合わせており、個人宅などの防犯にも役立っています。また、水質浄化や脱臭などの効果もあることから、避難所に指定される小学校などに浄化装置として設置されているほか、世界の水質汚染地域での活用も期待されています。


「スーパーソル」は、原料となるビン・ガラスを粒状に破砕した後、粉末状になるまでさらに破砕します。粒度分別装置によって均一なガラスの粉を取り出し、それぞれ発泡添加剤と混合・攪拌後、焼却炉で熱を加えることでスーパーソルができあがります。

                  

今後の展開

当団体では毎月香川県小豆島の多尾海岸にてビーチクリーン活動を実施しており、その中で回収されたビン・ガラスを有限会社ランドベルへ輸送し、「スーパーソル」という環境にやさしい製品として皆さまのもとへお届けしたいと考えておられます。


一般的に、海洋ごみは漂流中に様々な生物や汚れ、海水の塩分などが付着しますが、再資源化するためにはこれらを取り除く必要があるため、技術的にも財政的にも再資源化は困難であると言われています。


一方、「スーパーソル」では、ある程度洗浄されたビン・ガラスであれば、色や形を問わずに再資源化することが可能です。製造された「スーパーソル」は、ホームセンターなどで販売されていますので、ぜひ一度使用してみられては如何でしょうか・・・


また、ビーチクリーン活動を通してより多くの海洋ごみの再資源化量を増加していくため、皆さまのご参加を随時募集しております。お問い合わせください。


マンスリーサポーター/一緒に活動していただける仲間を募集中!

海洋ごみは、生態系を含む海洋環境の悪化、漁業や観光への影響など、様々な問題を引き起こしており、世界全体で取り組むべき課題となっています。


2050年には海洋中のプラスチックごみの重量が魚の重量を超え、2060年までには世界で排出されるプラスチックごみの量は約3倍となり、そのうちリサイクルされるプラスチックごみは5分の1以下になると予測されています。


この危機を乗り越え、海洋ごみゼロの世界を実現し、きれいな海を未来の世代に残したい。

そのためには皆さまのご支援・ご協力が不可欠です。

どうぞよろしくお願いいたします。


組織概要

・名称:NPO法人クリーンオーシャンアンサンブル(NGO Clean Ocean Ensemble)

・住所:香川県小豆郡小豆島町坂手甲985番地

・設立:2020年12月

・代表理事:江川 裕基

・主な活動国:日本、モザンビーク、ベトナム



団体の名前は、Clean(綺麗な)Ocean(海を)Ensemble(より多くの人と一緒に)というメッセージを込めています。



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使


協力(敬称略)

紅山子(こうざんし)


※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。



アーカイブ リンク記事をご覧ください。


四国霊場八十八ヶ所・第82番札所 紅葉の根香寺


根香寺(ねごろじ)

四国霊場八十八ヶ所・第82番札所。巡行中の弘法大師が、この地を訪れて五色台の中の主峰、青峰五大明王を祀り花蔵院と称しました。

また、智証大師が香木で千手観音像を刻んで千手院を創建し、この二院を総称して根香寺と号したと伝えられています。

五色台とその麓に位置する3つの霊場寺院は多数の歴史的文化財を有し、お寺を繋ぐ遍路道は昔の様子を現代に伝える大変貴重な景観を保つことから、国の史跡にも指定され、「歴史の道百選」にも選ばれています。

この五色台は四季折々の豊富な自然に恵まれ、風光明媚なところとしても知られており、季節ごとに異なった美しい景色を見せてくれることでしょう。 この機会に、霊峰「五色台」を訪れ、歴史と自然の中に身を投じて、日常から離れた特別な一日を体感してください。

その他ご不明な点がありましたら下記までお問い合わせください。

お問合せ先

80番國分寺 TEL:087-874-0033

81番白峯寺 TEL:0877-47-0305

82番根香寺 TEL:087-881-3329

いよいよ、映画「24の瞳」の舞台となった小豆島です。

主演は高峰秀子さんでした。勿論、ご存知でしょ⁉高峰秀子さん…ええ知らない?

浦島太郎になった気分です。

どんな「さくら」が観れるのかな~

そうそう、その前に小豆島と言えばオリーブですか・・・まず、オリーブの花を見てみましょう!

(詳細は本文にて・・・)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 春爛漫!桜巡礼 香川~小豆島~淡路島へ
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/8068684



高知四万十ひのき林                       編集局イメージ


地球温暖化と日本の森

世界の森は年々減っている、けれど一方で日本の森は増えていることをご存知ですか?

日本国内では戦後に植林された人工林が伐採期を迎えても使われることがなく、放置され、森林が荒れて破壊に繋がっているのが林業の大きな課題となっています。

手入れがされない人工林は二酸化炭素の吸収量が減るだけでなく、土砂崩れ、洪水など、災害の頻発につながっています。

大きな環境問題のひとつである世界的な森の減少による「地球温暖化」のみならず、日本はもう一つ大きな課題を抱えているのです。


間伐をして森を健康にすることは、多方面において環境問題を改善することができます。

1.二酸化炭素吸収量が増える→地球温暖化防止

2.土砂崩れ・洪水などの災害が減る

3.生物多様性の保全

4.水がきれいになる

(詳細は本文にて・・・)


ZIPANG-6 TOKIO 2020 古今折衷 ~日本の森を活かせ~地球温暖化に向けて
https://tokyo2020-6.themedia.jp/posts/32030438




醍醐寺の花見にて・・・

~はなもまた 君のためにとさきいでて 世にならひなき 春にあふらし~

                          淀殿(茶々)

大阪城と備讃諸島で産まれた花崗岩の石垣


大阪城と石垣

日本の近代化が進んだ明治後期から昭和初期にかけて、国家事業として建設された日本銀行本店本館をはじめ、明治生命館などの日本を代表する近代洋風建築が建てられたが、そこには瀬戸内海の島々、とりわけ岡山県と香川県の間に展開する備讃諸島で産まれた花崗岩が使われてきました。

一方で、我が国が世界に誇る石造建造物である、近世城郭の石垣。その技術的頂点とも言われるのが、大坂城の石垣であります。大坂城は、徳川幕府が西国・北国の大名63藩64家を大動員して、元和6年(1620)から寛永6年(1629)の間に再建した。

大名たちは競うように巨大な石を運び込み、最高・最多量といわれる壮大な石垣を築き上げた。この石垣にも、遠く離れた備讃諸島から運ばれてきた石材が大量に使われている。 これらの日本を象徴する歴史的建造物は、備讃諸島の石なくして語ることはできない。


重要文化財「旧横浜正金銀行本店本館」


この建物は明治三十三年着工し、明治三十七年に完成した石造三階建です。

現在は神奈川県の所有になり、関東大震災で被災したドームを復原し、一部増築および改修をして県立博物館に使用しています。明治三十年代における代表的洋風建築で、外観はよく保存されておりすぐれた意匠をもっています。

明治以降、花崗岩の採石は地場産業として確立されていき、そんな中、笠岡諸島の北木島から切り出された「北木石」と呼ばれる花崗岩は東京をはじめ、全国各地の近代建築に使われてきました。

北木石を使った重要文化財建造物は、先述の2棟に加えて、横浜正金銀行(現神奈川県立歴史博物館)、大阪市中央公会堂、日本橋、東京駅丸ノ内本屋、三越日本橋本店など、枚挙にいとまが無い。


日本遺産 北木島 石切りの渓谷


1950年代の機械化によって、あたかも「山を切る」ような採石が可能となってからも、石工たちは良質の石を追い求め、下へ下へと深く切り進んでいった。その結果、まるで天空にそびえ立つ断崖絶壁のような丁場が誕生しました。明治25年(1892)に始まり現在でも石を切り続ける丁場は、ついに高さ100mの峡谷となって、そこに立つ者の足をすくませます。

これら備讃諸島の島々を巡ることによって、400年にわたる採石技術の変遷を見聞きし、体感することができます。

石の産地を支えた海運

一見、海によって本土から隔離した島々で、これほどまでに採石が発展したのはなぜか。

それは、海があったからなのです。島々は海によってつながっていました。海こそが、巨大な石を遠隔地まで運ぶために不可欠な「道」だったのです。

(詳細は本文にて・・・)


ZIPANG-4 TOKIO 2020 日本遺産「知ってる!? 悠久の時が流れる石の島 〜海を越え,日本の礎を築いた せとうち備讃諸島〜とは」
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7762830



隠岐の島「高田山景色」
今度は何時行けるのかな❣いまも海原を飛び交うトビウオの群れが出迎えてくれるだろうか⁈



2020年、隠岐の島の海岸で、
1頭のアカウミガメが海ごみに絡まり弱った状態で発見されました。


隠岐の島 ウミガメ 「リブ」漂着時のぐったりとした姿


ウミガメ 「リブ」のぐったりとして、地球の人々に何かを訴えているような漂着時の様子

捨てられた漁網が海を漂い、ウミガメはその網に絡まって自由に泳げなくなってしまったのでしょう。隠岐まで流され陸に漂着し、弱っているところを発見されたのです。

(詳細は本文にて・・・)


隠岐の島のみんなの思いで海を守りたい!

ZIPANG-5 TOKIO 2020~速報~当編集局に届いた隠岐の島からの手紙~片足のウミガメ「リブ」の絵本を全国へ~
https://tokyo2020-5.themedia.jp/posts/23895006



京都御所建礼門


「天地創造『国生みの島・淡路』 第三話 」をご紹介する前に、

先に一般社団法人 淡路島観光協会様にご協力いただき、御食国として知られる豊かな食の宝庫「淡路島」の食文化を【特別編】としてご紹介いたします。

淡路島は古くより天皇家とも縁が深く、朝廷に数々の食材を献上してきた「御食国」としても知られています。

今号では『国生みの島・淡路』と密接に関係する畜産から野菜・水産など、食材の宝庫である淡路島の食文化をご紹介いたしましょう。


ZIPANG TOKIO 2020「御食国 淡路島の食文化 古代から継承する日本伝統のおもてなしの極意とは(特別編)」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3123000



※現在、2200件余の記事掲載、下記のサイトからご覧ください。


新サイトの記事をご覧いただけます。

ZIPANG-7 TOKIO 2020 (VOL-7)
https://tokyo2020-7.themedia.jp/


最新の記事をご覧いただけます。

ZIPANG-6 TOKIO 2020 (VOL-6)
https://tokyo2020-6.themedia.jp/


最近の記事をご覧いただけます。

ZIPANG-5 TOKIO 2020 (VOL-5)
https://tokyo2020-5.themedia.jp/


250件ほどの記事をご覧いただけます。

ZIPANG-4 TOKIO 2020 (VOL-4)
https://tokyo2020-4.themedia.jp/


235件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG-3 TOKIO 2020 (VOL-3)
https://tokyo2020-3.themedia.jp/


200件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG-2 TOKIO 2020(VOL-2)
https://tokyo2020-2.themedia.jp/


615件ほどの掲載記事をご覧いただけます。

ZIPANG TOKIO 2020 (VOL-1)
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/