映画『クワイエット・プレイス』
映画『クワイエット・プレイス』(2018年)
監督:ジョン・クラシンスキー
出演:エミリー・ブラント/ジョン・クラシンスキー/
ミリセント・シモンズ/ノア・ジュープ/
レオン・ラッサム
音を出したら即アウト。
何か分からぬクリーチャー系の生物に即刻襲われ殺される地球の現代。
劇場全体が緊張し、ポップコーンを食べる手も静かになる系のホラー映画。
2016年に観た『ドント・ブリーズ』が凄い良かったので、1人レイトショーで。
祝日だったのもあって、カップルだらけでした。
いつものこと。←
『ドント・ブリーズ』は、対 人間。
『クワイエット・プレイス』は謎の生物。
どちらかと言えば、『ドント・ブリーズ』の方がv.s人間というだけあってリアルで怖くて。
観終えてとんでもなく興奮したのを覚えてて、好きだったかなぁ。
あと圧倒的に変態だったのが衝撃的だったから←
今回、ハリウッド的な音の煽りや急にドーン!バーン!てくる恐怖。
ビックリするに決まってるやーん!
ただ、結末や流れ、伏線があまりにも分かりやすすぎた、かなぁ。
謎の生物が漫画、アメコミ、ハリウッド映画らしいので、そういう類いが好きな方、
ちょっとしたおばけ屋敷感覚を楽しみに行くのにはいいかも。
90〜95分と観やすい時間。
話が読めても緊張感は凄いので、とてもこんなに短いとは思えなかったけど…。
次から次へと障害が立ちはだかるもんだから、本当勘弁してーーーて心で叫んでたよ…
しっかり汗かいた…。
監督・脚本のジョン・クラシンスキーと主演女優のエミリー・ブラントが実際の夫婦ということで。
この2人のやり取り、空気感は濃かった…。
故に、子供たちを含めて”家族”の愛が、より浮き彫りに映ったり。
音を立てちゃいけないルールが、わかるようで分からなくて。
子供が出来たって時点で、大人の知識をお持ちなら「え、え、、???」と脳内ツッコミは必然的に出てくる、
よね。笑笑)
娘役のシモンズの、絶妙な顔立ちと表情がたまらない。
あんまり似てなくて、最初は本当の家族の設定かどうか疑ったけど。
この子の出演する次回作は、また観てみたいな。
実際に聴覚障害を持ってるらしいけど。
設定とシモンズというキャスティングあって、英語の手話も出てくるの。
日本語と似てるものもあれば、やっぱり全然違うのも面白かったな。
カップルで行っても、これならワーキャー言って楽しく終われそう。
『ドント・ブリーズ』の変態性は、下手したらドン引きする人もいるかもしれないし←
カメラワークだったり演出方法も凄い新鮮で、めくるめく画と展開に眉ツバで楽しめたからコッチのが興奮したんだけどね。
あぁ、また観たくなったなぁ。
でもこういう音に敏感なものは映画館で観るのがいいんだよなぁ。
家で観ると逃げちゃうだろうしなぁ←
あと拾い画で見つけた別バージョンの表紙。
1枚目が、もう、ウケる。←
一瞬だけどいい仕事するのよ、釘が。
それだけだったけど。
2枚目のがホラーっぽくて好み。
実際、このシーンの時が1番ハラハラした…。
ただの入浴シーンではないので。
観てのお楽しみ。
ふふふー。