【麺屋BISQの松澤一隆さん】お客さんとのコミュニケーションを大切にしたい。
(前回の記事はこちら→15年のサラリーマン時代を経てラーメン屋さんへ。お客さん一人ひとりの満足のために、日々改良を続ける。)
――― BISQさんの今後の展望について伺えますか。
松澤 やはり地元の茅ヶ崎で商売をさせていただいているので、湘南祭とかそういう地元のイベントに出店できたら良いなとは思います。
――― 良いですね。ラーメンを提供するのでしょうか。
松澤 いま考えているのは、まぜそばですね。
いずれテイクアウトはお店でもやりたいと思っていて、実はお店のつくり的には窓があるので準備さえ整えばできるようになっているんです。
例えばまぜそばを箱詰めして500円で、高校生にも買えちゃうようなイメージですね。
――― たしかにRYU AMBEさんが描いた絵の上に窓がありますね。
↓麺屋BISQの外壁
松澤 はい。ちょうどこの絵でも男の人がラーメンを手土産にしていますよね。
だからこの絵は交通安全の啓蒙だけでなく、テイクアウトの予告のような意味合いにも取れますね(笑)
――― ほんとですね!松澤さんがほかに目指していることはありますか。
松澤 やっぱりラーメン屋さんの人気の指標は「行列」っていうのがぼくの中であって、そういうお店に早くなれるように頑張っていきたいですね。
――― なるほど・・・でもBISQさんは席数が結構ありますよね(笑)
松澤 そうなんですよ!(笑)
18席あるので、なかなか平日の何もイベントをしていないときに行列ができるようになるまでには、まだなれていません。
――― 忙しくなったらなったで、お客さんとのコミュニケーションが難しくなったりもしますよね。
松澤 そうですね。お客さんとのコミュニケーションはすごく大事だと思っていて、修行時代の店長から「ラーメンの美味しさだけじゃなくて、自分に会いに来てもらえるようになれ」っていう教えをよく言われていて。
例えば魚卓さんとか、やっぱり浅見さんに会いに行くみたいなところあるじゃないですか。
――― あります。
松澤 もちろん会話を望まないお客さんもいらっしゃるので、そこには立ち入らないように気をつけるんですけど、ぼく自身はお客さんと話すのが好きなので、コミュニケーションを取っても良い方とは会話をしていきたいと思っています。
――― それでは最後に、夢見ていることについて伺えますか。
松澤 「ラーメンWalker」さん、「ラーメンぴあ」さん、「TRY(東京ラーメン・オブ・ザ・イヤー)」さんの三つに載るというのはラーメン屋をやっている人はみんな夢見てると思います。
あとはコンビニに有名なラーメン屋さん監修のカップラーメンってあるじゃないですか。あれは本当に選ばれしラーメン屋さんなので、夢ですね。
もしコンビニに麺屋BISQのカップラーメンが並んだ日には号泣ですよね。ぜんぶ買い占めちゃいます(笑)
――― その日が来るのを楽しみにしています。インタビューは以上です。ありがとうございました。
(おしまい)
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【湘南・茅ヶ崎の雄三通りで会えるあの人】
・第1話 茅ヶ崎の無添加・無化調ラーメン屋さん。女性・ご年配・小さな子どもも入りやすい店づくり。
・第2話 15年のサラリーマン時代を経てラーメン屋さんへ。お客さん一人ひとりの満足のために、日々改良を続ける。
▼麺屋BISQ
住所:茅ヶ崎市東海岸北1-7-21/TEL:0467-33-5229/定休日 月曜(祝日の場合は翌日)/営業時間:火〜土11:00〜15:00、18:00〜21:00 日・祝 11:00〜15:00、18:00〜材料切れまで/Twitter
▼インタビュー・編集 小野寺将人(Blog / Facebook / Twitter)
2015年、茅ヶ崎市に移住。「エキウミ」の管理人。住宅・不動産サイト運営会社、お出かけ情報サイト運営会社にて営業・企画職を経た後、現在は総合ポータルサイトにて企画職に従事。東海岸商店会の公式サイトの運営や、ハンドメイドアクセサリーブランドm'no【エムノ】のウェブマーケティングも行う。