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【特別企画】ねこ鼎談2〝里親になるには?〟

2018.10.10 03:02

リズです♪ 第1回は、動物愛護週間に合わせて〝保護猫と出会う〟をお送りしました。内容は、保護団体・ボランティアさんの活動内容について。

今回は一歩踏み込んで、保護猫と里親のマッチングプロセスについて語り合います!

ゲストさんは前回から引き続き、ライター・Rさんです♪ 


《ゲストさん /R》

《岩崎従兄 /ヨシ》

《岩崎従妹 /リズ》


鼎談のまえに…… 8月。〝ねこの譲渡会〟へ行った岩崎従兄妹。

ボランティアさんに『多頭飼い』について質問しました。「子猫の〝かまってパワー〟は強烈。先住猫が高齢の場合、階段を転げ落ちるように弱ってしまう場合がある」と聞き、動揺を隠せないヨシ。

何匹か抱っこするも、う〜ん。一方のリズは茶トラくんと、う〜ん。

約20年間を共に過ごし、猫を幸せにする覚悟。+審査。どっちも決まるか!?

……からのぉ〜、鼎談開始!


保護猫の里親になるには?

リズ:ボランティアさんの里親審査はどうでしたか? 私は『厳しいな』と感じたんですが……

R:審査基準は団体によって違いますね。私は書類審査でハネられたこともある。応募者多数という理由だったんだけど。 

リズ:一人暮らし不可、高齢者不可は多い。あとは在宅時間の長さとか、兄弟一緒に引き取れる人が優先とか、色々ありますよね。 

R:私がお世話になった団体は、代表の方の眼力というか、人を見る目でジャッジする、みたいな。そこまで厳しくなくて、1週間後にはトライアル開始でした。 

リズ:今回、驚いたのは「引き取るのなら、このトイレとケージを買いなさい」って、品番まで指定されたこと(笑)

↑厳密w ホワイトじゃなきゃいけないのかな?? Rさんには、ケージの貸し出しがあったそうです。ママちゃんは美人ですね!↓


ヨシ:チャーリーはケージに入れたことがないな。 

リズ:ボランティアさんの預かり環境はどうなんだろう?

R:それぞれだけど、私が行ったところはシェルターにワッといる感じ。子猫や慣れていない子はケージに入れていて、同じ空間に40匹は居たな。 

ヨシ:俺が世話になった大阪のボランティアさんは常時7〜8匹を預かっていて、そのときからケージには入れていなかった。 

↑ケージを出てノビノビなチビちゃん♪


リズ:他にも審査では〝家チェック〟の有無とか、本当にまちまちよね。エンジのときは家を審査されなかった。前回は「猫が1匹になれる場所を一部屋確保できないとダメ」って、NG。今回は「1匹にしちゃダメ」だって。 

R:うちは「はじめは人の出入りの少ない部屋で」って言われた。 

ヨシ:都内で一部屋確保は厳しいよな。 

R:「猫部屋つくりました!」って気合の入った飼い主さんもいるけどね(笑) 同じボランティアさんから引き取った人たちのLINEグループがあって、そこに画像が流れてくるの。月に一度、団体への報告を兼ねて、里親同士の交流をしています。 

リズ:それは良いアイディア! 今回のボランティアさんの場合、定期的な報告義務があって。対対でやりとりをしなくちゃならないみたい。他にもいろんな誓約書がどっさり。 

ヨシ:もうちょっと易しい審査でもいいのかもな。だけど、おかしなヤツに引き渡すわけにはいかないから。動物虐待を罰する法の整備も必要だよな。 

R:動物愛護法ができて、犬猫に対して器物損壊罪ではなくなったけど。実は現状、器物損壊罪よりも軽い罰になっているんだって。 

ヨシ:重大犯罪者の予備軍みたいな人はマークしたほうがいいと思う。 

リズ:そういう人たちは怖いよね。やっぱり、それなりに審査しないと。ただ、誓約書の文言とかカタイんだよなぁ。緊張しちゃう!


↓おまけ画像:ローマ、トッレ・アルジェンティーナ広場(猫コロニー)の自由猫たち。


まだまだ続く、ねこ鼎談! ……そして、リズは緊張を乗り越えられるのか!? 

〜3〝多頭飼い / 先住猫ファーストについて〟に、つづく♪