#3 二宮団地ライフも2年目。ここの暮らしの楽しみ方
【岸田壮史】
こんにちは、体験ライター2年目、団地を盛り上げるべく今年もここ二宮団地と二宮町の暮らしを発信していきたいと思います。
ここでの生活がしたくなるような記事が書ければと、仕事はほどほどにしつつ自分の暮らしに真面目に向き合っていきたいと思います!
前回の座談会でもお話ししたのですが、私は大磯で設計事務所を約二年前に開業し、二宮に住み始めたのは昨年の12月。
それまでは、東京や、神奈川の逗子に住んでおり、ここ二宮よりも大分便利で何不自由ない暮らし。
それが急に今のちょっとした田舎暮らしになりました。
こちらで暮らしを始めて半年ちょっと、まだまだ客観的にお伝えできるかと思いますので、ここでの暮らしを考えている方たちの立場になりつつ、記事を書いていきたいと思います。
私の団地暮らしは夫婦二人共働きで、奥さんは隣町の平塚で勤務し、私は大磯でオフィスを借りて自営(場所を選ばず仕事ができるのでだいたい団地で仕事をしているのですが)。かなりコンパクトな暮らしかたをしていると思います。
車もあり、団地の目の前の駐車場に停めていますので、周りの高低差も特に苦になりません。
団地は二宮の中でもかなり高い場所にあるので眺めも良く、この狂ったように暑い夏にベランダで海を見ながら飲むビールは最高としか言いようがなく、これだけで家賃相当分の至福の時間が味わえるのです。
自分たちの暮らしに合わせてセルフリノベーションをした部屋も使いやすく、私も職業柄、実績の一つとして(奥さんの顔色をうかがいながら)ショールームのように使いお客さんを案内しています。
部屋の広さは37平米ですが、ワンルームのような解放的な作りになっていますので面積以上に部屋の広さを感じることができます。
セルフリノベーションの制度もそうなのですが、ここ二宮団地の暮らしの良いところは、自分の生活を手に入れる手段を自分で見つけられること。
ほどよく周りに何もないため、自ずと自分で何かする。収納が無いので自分で作りDIYができるようになったり、食事をする場所が無いので、自炊をするしかなくそれが楽しくなる。
それを繰り返しながら私達らしい暮らしかたをちょっとずつ見つけていくのが、二宮団地ライフを楽しむコツなのかなと思います。
「暮らし方リノベーター」の一人としてここでの楽しい暮らし方を紹介していきたいと思います。