Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

大麻の見分け方と違い

2018.10.11 01:37

大麻にはいろんな品種があります。

今や個人的にも改良している人が増え、どんどん新しい品種が出回っていている状況。

煩雑なルートを経由して大麻を入手していた時代は過去のものとなっていますが、どの種類の大麻がどのような影響があるのか、どうしてそんな色になるのか、効能は?など謎が多いでしょう。

そこで主な品種の特徴や 変色の原理についてまとめたいと思います。



大麻ソムリエ

大麻産業が広まる中、それぞれの「大麻のフレーバーにマッチした料理を考案するカナビス料理」などというジャンルも開発され、大麻を研究する「大麻ソムリエ」というポジションまであるのです。

その大麻ソムリエが着目する大麻を見る時の注意点とは、、

茎の部分が花に覆われている

ふわふわとした緑に包まれた密度の高い状態が良い。

結晶を大麻の上に振りかけたみたいにクリスタル(カンナビノイドとテルペンを含む分厚い粒状の樹脂)で覆われているのが理想。

だそうです。

また、ディスペンサリーなどを訪れた時は、その薬局の従業員に聞けば、それぞれの種類について詳しく知ることができ、場合によってはどの種類がオーガニックな環境で育てられたのかを知ることも可能です。

通常、従業員はある程度のトレーニングを受けており、大麻のそれぞれの種類の特性を理解しているのだそう。

これによってだいぶ雇用が増えたのも容易に予想できますね。

すごい経済成長です!


質の良い大麻と悪い大麻

基本的に、茶色やオレンジのしみができている場合は、暑すぎる環境で栽培されたことを意味しています。

また、固まりに密度がない状態は、風が強すぎる環境で栽培された可能性が高く、室内で育てた方が高品質のものができやすい傾向にあります。

個人の品種改良方法としては、開花時期に濃い二酸化炭素を入れたり、その他革新的な栽培方法が取り入れられています。


収穫された大麻が売られる前に「キュアリング」というプロセスが施されます。

これは花部分から湿気を除去して、味と質を保存するための大事な乾燥のプロセスです。

その際に大麻の茎の部分が完全に乾燥しているのはよくない状態。

指でつまんだ時に弾力を感じるくらいがちょうど良いのだそうです。


見た目としては、花を選ぶときと一緒。

悪いバッツは、焦げ茶色で枯れていてカサカサ。。。

これでは効能も香りもありません。こういったできの悪い大麻をシュワッグ、シェイクウィード、ボトム・シェルフ、ポップコーン、ダートウィード、ブリックウィード、ディッチウィード、ボビー・ブラウンなどと呼びます。


選ぶべきは、生き生きしていて新鮮で、結晶が付着しており、触った時に粘着力があるものです。



高品質の大麻

第1級と言われる大麻は、見た目には「鮮やかな緑色」をしていることとされてきましたが、大麻ビジネスの発展と、規制緩和によりここの品種改良が急ピッチで進んでおり、すでにその見分け方はできなくなってきています。

なので、鮮やかな発色であれば新鮮な証拠と言っていいでしょう。

また、強力な作用と魅惑的な風味をかもし出す、カンナビノイドとテルペンを含む甘い樹脂に覆われています。

高度な効能と風味は、多様な効能を持っています。

開花サイクルの時の二酸化炭素量やその他の栽培技術によって、バッズ自体も典型的に色が濃く、大きく、分厚くなるのが特徴です。

収穫、乾燥、養生方法は、バッツに大きな影響を与えます。

本物は、湿ったり濡れてるわけではないのですが、霜降りでベトベトしているものです。


栽培に関わるランプの色

通常、栽培業者は成長期にメタルハライドランプを使用し、開花期には高圧ナトリウム灯を使用しています。

その当てるランプの色によって成長度合いや花の色が変化するのです。

植物が光合成をする際に、青と赤の光を使用する傾向があることがわかってからは、青色LEDで育てる人も増えてきています。

もちろん赤色LEDだけでも育てることはできますが、正常には育たず大きく広がった状態になってしまうからです。


大麻変色の原理

精神作用物質であるTHCを多く含むカンナビスの代名詞とも言われてきたパープル・ヘイズやグレープ・エイプなどが代表となる、紫色をした大麻の品種があります。

野外や涼しい環境で栽培すると、緑色から紫色へと変化します。


すべての植物に含まれる色素成分のフラボノイドは、カンナビスにも同様に含まれます。

その中には、はっきりとした色に発色させる”アントシアニン”という成分があります。

大麻が初めて色を出し始めるのは、開花期後半。

その際に紅葉と同じ現象が大麻にも起こります。


大麻の場合は、意図的に温度を下げ、光に当てている時間を短くすることで、色の変化を起こしています。

また、アルカリ性の環境で育てた場合、黄色やオレンジ色へと変化します。


さらに、黒い色をした大麻はベトナムからの在来種が起源であると言われています。

視覚への影響が強いことから、サイケデリックな経験を得られるほか、緑内障や視力の改善などへのヒーリング効果を期待できるそうですよ。


環境によって、花や葉の色が変化するのは、フラボノイドの働きなのですが、新しい研究では、フラボノイドの働き以外にも、大麻の色を変化させる理由が明らかになってきています。

色素や香り成分として天然の化学物質 ”ファイトケミカル”が関係しているとのこと。

アントシアニン/青、紫

アントキサンチン/白

カロテノイド/黄色、オレンジ

クロロフィル/緑

リコピン/赤など

大麻の品種によっても違いはありますが、ファイトケミカルの種類によっても色の変化が起きるという事実が新たに発見されています。

大麻やCBDの効能と同じように技術の発展とともに新事実がわかってくるのも面白いですね。

また新しい情報が入り次第、こちらでも紹介していきたいと思います!!