すべてが機械化される稲作り、楽になって失うものはない?
2018.10.11 09:23
実は、稲作そのものが「神事」である
伊勢神宮では、収穫されたお米を供えて感謝する神嘗祭が行われる
その稲作には豊作を祈る祈年祭、田仕事の鍬の木を伐採するための山口祭、種もみをまく神田下種祭り、御田植え、風雨除けの風日祈祭、稲の穂を抜く抜穂祭と丁重にお祭りをして稲作り等を行っている。日本の原風景。神話で伝えられたままを行っている。
日本人は食べ物を神々からの恵みと捉え、神々のご加護があってはじめて豊作がもたらされたと考えている
宮中では祈年祭、新嘗祭、全国の神社でも祈年祭、新嘗祭が例祭と同じ重いお祭りとして行われている。
「嘗」とは、新穀を食べる祭りをいう
因みに「食べる」は食ぶー賜はる・給はるという言葉からきたもの