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ロサンゼルスは空港内でも大麻OK?!

2018.10.11 22:21

カリフォルニア州は、2016年に成人による大麻の使用に関する法律を可決し、2018年1月には「21歳以上の成人による28グラムまでの大麻および8グラムまでの大麻濃縮物の個人使用目的での所持」を合法化。

ディスペンサリーも多く、外国人観光客でも許可書があれば大麻購入が可能な場所です。

そこで空港内への大麻所持が許可されたというのです。


どこまで違法?

ロサンゼルス国際空港(LAX)は、乗客に空港所有地への大麻の持ち込みを認めるとする声明を当空港ホームページに掲載した。

CNNによると、「ロサンゼルス空港警察署はLAX経由で旅行する乗客に28グラムまでの大麻および8グラムまでの濃縮物の持ち込みを認める」と当空港は先月 ホームページに書いている。

「ただし、大麻に関する法律は州ごとに異なることに乗客は留意すべきであり、旅行先の州の法律を確認することを推奨する」とのこと。


広報担当インタビュー

ロサンゼルス空港警察広報担当アリシア・ヘルナンデスは、McClatchyニュースとの電話インタビューで、「我々の方針に従い、逮捕または大麻を没収することはありません」と述べた。

空港という限られた空間の中で旅行者が法律の対象となるのはおもにセキュリティチェックだが、ここは連邦法の管轄下にあり、運輸保安庁(TSA)が権限を持つ

「TSAの検査手順は連邦法によって規定されています。機内安全保障を第一とし、機体や旅行者に起こりうる危険を事前に察知することを目的としています」とローリングストーンの取材に答えた。


大麻の所持は米国の多くの州において未だ違法であり、連邦レベルでも違法のままである。

旅行者が大麻を所持または荷物の中に持っているのを運輸保安庁の職員が発見した場合、地域の法執行機関に通報することが義務づけられていると、運輸保安庁広報担当ロリー・ダンカーズはMcClatchyニュースに語っている。

犯罪捜査またはその他の措置を開始する否かは法執行機関の当局者が判断する」とダンカーズは述べている。


ロサンゼルス空港警察(APD)の広報担当職員アリス・ヘルナンデス氏によれば、「APD職員はカリフォルニア州保安官に属します。州条例に順守している限り、個人を逮捕することはありません。とはいえども、空港を利用する際は、TSA検査所は連邦当局の管轄であるということを認識しておくべきでしょう」とのこと。



突如ネット上でこの情報が拡散。

マリファナの個人使用を合法化する州が増える一方で、「マリファナは連邦法、州条例どちらで扱うべきか」という問題と市民の混乱がこのニュースが出回った理由だと思われます。

要約すると、「現地人の空港内所持だけなら合法、旅行者は所持が発覚しても合法と判断されれば逮捕されない」ということでしょう。

なんだ。。と思われるかもしれませんが、空港は一番規制が厳しくて当然な場所です。そこでの所持が許可されるということが大変大きな変化なのです。

ロサンゼルス空港近くにも大麻ディスペンサリーが数多くあることもあり、今後も急ピッチで規制緩和が進んでいくことは間違いありません。

持ち出しは無理でしょうが、この次は空港内に「大麻喫煙所」や「大麻カフェ」などが設置されそうですね。