『何のために美容師する?』価値観を合わすのではなく目標を共有したらどうなるか?
仕事に向き合うモチベーションって、人それぞれです。
『何のために働いてるの?』と問われれば、答えは人によって様々です。
根本を突き詰めると重たい話になってしまいますが、
少なくとも同じお店・会社・チーム・組織で働く人達は、ある程度の共通認識があるほうがとても働きやすい。
この『何のために?』を、少しでもいいからお互いに共有している、という事です。
波に浮かんでいたい人間が8割
何にせよ夢や目標がない人は、
いまの仕事をしている深い理由や意図がないので、少しの波で流されやすく、その流れに逆らって進むのを嫌います。
逆に夢や目標がある人は、
いまの仕事を選ぶ理由と意図が明確なので、少々波がこようと目的地は変わらず、どんな波も関係なく進むのを当たり前とします。
人は変化を嫌う生き物ではありますが、それは例えるなら〝波にプカプカと浮かんでいたい〟生き物であると僕は思ってます。
波にプカプカと浮かんでいるので全体的に移動はしているんですが、自分の意思で波に逆らって泳ぐのはしんどい。
その場で何となく漂うのが気持ちいい。
(こんな事よくありますよね)
『わざわざ泳がなくてもいいやん。波に浮かんでいれば岸に着くんだし。』
一応目的地も把握してるし、波の方向も見てる。けど大きく違う岸に行こうするわけではない。なのでこうやって生きていくのが1番楽なんです。
波に逆らって泳ぐ人間はウザがられる
波にプカプカ浮かんでいたい人にとって、横でバシャバシャと波立ててる人がいたとしたら、めちゃウザイんですよね。笑
気持ちよく浮かんでるだけなのに、顔に水は飛んでくるし、『お前も一緒に波に逆らおうぜ!』なんて言ってくる。
いやいや!
自分は今のままでいいねん!
自ら波を立てずにプカプカ浮いて漂うのが1番楽やねん!
あなたの価値観をいちいち押し付けてくんなよ!!
私には私の生き方があるねん!
と、大多数の人間はこう思って日々過ごしているので、
いま安定しているやり方や考え方を壊して前に進もうとする人間は、常にウザがられるのが宿命なんです。
失敗したら嘲笑われ、成功したら疎まれる。
だから人はあまり動きたがらないのかもしれませんね。
人種の違いを受け入れて上手く共存する方法を考える
NYNYは波風を立ててナンボの会社なので(笑)、努力して前向きに動くひとが笑われる事はありませんが、世間ではそんな人達ばかりでもないようです。
何かを成し遂げようと奮起している時に、必ず邪魔をしてくる人間の特徴をあげてみます。
- まず否定から入る
- 行動力は無いが常に忙しい
- 石橋を叩くのが美徳だと思っている
- 仕事が嫌いでプライベートを大事にする
- 思い込みが激しく他者を受け入れられない
- 思考がアップデートされてない
- 人に興味は無いが共感してほしい
- 視野が狭くて過去にこだわる
- 気付けば愚痴や悪口ばかり言う
このような人に共通して言えるのは夢や目標が無い人です。
先が見えないので常に〝今〟を生きています。
今を生きる事は悪いことではありませんが、
『今を全力で生きる』のと
『今を無心で生きる』のは別物です。
そんな人がもし近くにいると、自分も巻き込み事故にあってしまうので危険。
その人と関わらないのが良いかもしれませんが...
1番の解決方法は、そんな人に夢と目標を与える事ではないでしょうか。
誰もが最初は何かしらの目標などがありますが、年を重ねるにつれてそれが叶わずに挫折し、自分の結果に劣等感を持って生きている人が多くいます。
人の価値観に合わせて行動を促すよりも、自分が心から変わりたい!と思わせて行動させる方が持続しやすい。
そうやって上手くそれぞれの『何のために?』を共有していければ、組織として最高のパフォーマンスが出せるんじゃないかと、最近思うんです。