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宇宙の底へと

2023.12.12 15:00

Maribrengaëlです。

二至二分(春分・夏至・秋分・冬至)に向かうとき、とくに冬至は特別な流れを感じます。太陽が春分点を通過する春分こそが宇宙にとってはお正月のようなとき、ということも言われていますが、私にとっては冬至が、底であり始まりの感覚に満ちているときです。今年も、海沿いのバイパスから見える日の入りの位置がかなり南になりました。そして、日の入り時間だけで見ると今が一年の中で一番早いらしいのですが、16時過ぎくらいからどんどん空が暗くなっていきます。まさに底に向かっていく感覚…でも絶望感はありません。その先に再生が待っていることを知っているからです。

今年、破壊と再生の惑星冥王星が山羊座から水瓶座へ移動しました。遠い昔のように感じてしまいますが、3月のことです。それから、自分を取り巻く世界または精神世界で、まさに破壊と再生が起こっていると感じている人は多いのではないでしょうか。冥王星の力は私たち個人にダイレクトに影響するのではありませんが、意識せずとも変わってきている、変わらざるおえなかった、というものは遠い世界からやってくる冥王星の力だと、私は考えています。だからこそ、コントロールはできません。受け入れるしかないのです。

今まさに人生の底と感じている人、先の見えない絶望の渦中にいると感じている人、それでも宇宙は淡々と時を進めていきます。そして、それは破壊だけで終わらず、再生へと必ず繋がっています。今すぐにはわからなくとも、です。壊されるものは、壊れてまっさらになる必要があったものです。そこに、新しい何かが生まれ再生されていきます。その兆しを、冬至と共に感じられていけたらいいと思います。

クリスマスや年末年始に向けてつい急いで焦ってしまったり、浮かれてしまったりしやすい時期ですが、冥王星が完全に水瓶座へ入る2024年を目前にして、いつもの年以上に何が変わってきているのか、何が再生していくのかを静かに見届けていきたいと思います。太陽が宇宙の底に到達すると共に、遠くには新しい光が見えてきます。だからそれまでは、恐れることなく、ただ粛々と進んでいくのみです。それは、楽しみですらあります。

Les Chronovoyageurs...

※日本時間 12/13 8:33 射手座新月 となります。

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